<ドレスやアクセサリー使いがよく注目され、専門家からの評価が高いキャサリン妃のファッション。実はご愛用バッグもセンス抜群>
シャープなパンツスーツ、コートドレス、そして魅力的なイブニングドレスなどクラッシックな正装に、王室所有のジュエリーやタワーのようなヒールまでシックなアクセサリーをスタイリッシュなアレンジを加えるキャサリン妃の服装はファッション関係者やマスコミからますます高い評価を得ている。
しかし、あまり注目を集めてこなかったのは、ハンドバッグだ。夕刻以降の公務にはシルクの小さなクラッチバッグ、日中の公務ではボックス型のハンドバッグを合わせている姿がよくキャッチされており、イギリスのブランドだけでなく海外のハイブランドのレザーバッグも合わせている。
ハンドバッグこだわりがあったのはエリザベス女王だ。「ロウナー ロンドン(LAUNER LONDON)による「トラヴィアータ(Traviata/「椿姫」)」と名付けられたハンドバッグがお気に入りだったことは最も知られている。そして現在、このブランドはカミラ王妃のお気に入りとなっている。
一方、キャサリン妃もさまざまなデザインとスタイルを試しており、どんな服でも完全にマッチするように、多様な素材で作られたバッグを愛用している。そこで本誌が選んだ、キャサリン妃の「一軍バッグ」を5つ紹介する。
「ストラスベリー」の「モザイク」
POOL New-REUTERS
昨年末12月、ウェストミンスター寺院でクリスマスキャロルコンサート「トゥギャザー・アット・クリスマス(Together at Christmas)」が開催された。
そのイベントで着用したのは「クリス・カー(Chris Kerr )」の白いロングコートにエレガントなワイドレッグパンツと柔らかなジャージー素材のブラウス。
「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef&Arpels)」のマザーオブパールのイヤリング、そしてスコットランドのブランド「ストラスベリー(Strathberry)」のハンドルバッグ「モザイク・ナノ(Mosaic Nano)」の「バニラ」を合わせた。バッグの価格は555ドル(約8万円)。
「アスピナル オブ ロンドン」の「ミディ メイフェア」
Cover Images via Reuters Connect
キャサリン妃のお気に入りの高級レザーグッズブランドの1つは「アスピナル オブ ロンドン(Aspinal of London)」である。
黒のクロコダイル風エンボスが施されたデザインを含む「ミディ メイフェア(Midi Mayfair)」を複数所有しており、公務で持ち歩く姿が何度もキャッチされている。このバッグは660ドル(約9万7000円)。
2022年にデンマークのコペンハーゲンを訪問した際に早期幼児期教育に関する公務に出席した際にも赤いジャケットと黒のパンツに合わせていた。
「タスティング」の「ミニホリー」
Chris Jackson/Pool via REUTERS
キャサリン妃が愛用するもう1つのイギリスの老舗レザーブランドは「タスティング(Tusting)」。持続可能な生産とエシカルを重視し、社内製造を行っているブランドだ。キャサリン妃が持っているのは「ミニホリー(Mini Holly)」で色は「トープ」。
直近では国際メンタルヘルスデーのイベントでノッティンガム・トレント大学を訪れた際にフランスのブランド「セザンヌ(Sézane)」のエレガントなクリーム色のニットドレスにこのバッグを合わせた。価格は365ポンド(約6万8000円)。
「ルルギネス」の「ヘイワース」
There was another major gown moment during the Duke and Duchess of Cambridge's Caribbean tour last night, as Kate dazzled in a floor-length, Grecian style dress for a reception hosted by the Governor General in Nassau, Bahamas https://t.co/6n5mfKcIOf pic.twitter.com/pOOBrGm1cX— Tatler (@Tatlermagazine) March 26, 2022
キャサリン妃はクラッチバッグの愛用者としても知られている。その中でも印象的だったのは、イギリスのアクセサリーデザイナー「ルルギネス(Lulu Guinness)」による、クラッシックかつシックな青のシルククラッチがある。
2022年にエリザベス女王の即位70年「プラチナ・ジュビリー」を祝い、女王の代理でウィリアム王子(当時)とカリブ海への海外公務を行ったキャサリン妃。
その最後のレセプションでグラマラスなドレスに合わせたのは、「ルルギネス」の「ヘイワース(Hayworth)」であった。
口の形をしたゴールドの留め具が特徴で、ゴールドチェーンをショルダーストラップとして使用することもできるこのクラッチバッグは225ポンド(約4万2000円)。
「シャネル」の「フラップ バッグ」
2017年 フランス公式訪問ではシャネルのワンピースにバッグも合わせた全身シャネルルックに Gonzalo Fuentes-REUTERS
イギリスのブランドに限らず、キャサリン妃は海外ブランドのハンドバッグもいくつか所有している。
最も注目すべきバッグは「シャネル」のバーガンディ色のキルティングのフラップバッグである。特に2017年にウィリアム王子(当時)とフランスを公式訪問した際にカール・ラガーフェルドによるデザインのワンピースにこのバッグを合わせたことが印象的だった。
キャサリン妃は何度もこのバッグを持って公務に出ており、2022年のボストン訪問時にも使用している。このモデルは2015年秋冬コレクションで、現在は販売されていないという。
2022年11月 アメリカ訪問時
Brian SnyderーREUTERS
ボストン訪問時には、イギリスのブランドのローラン・ムレ(Roland Mouret)に同じくスエードのパンプス、そしてシャネルのバーガンディ色のキルティングのハンドバッグをあわせた
2018年1月 スウェーデン訪問時
Hannah Mckay-REUTERS
カロリンスカ研究所でスウェーデンのヴィクトリア王太子と夫ダニエル殿下と再会した際には「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」の千鳥格子のツイードコートと「アレキサンダー・マックイーン」の白いワンピース。そしてシャネルのハンドバッグを合わせた。
2019年10月ロンドン自然史博物館
POOL New-REUTERS
2019年10月にロンドン自然史博物館を訪れた際には、結婚前に勤務していたブランド「ジグソー(Jigsaw)」のフォレストグリーンのクロップドパンツを着用。それにワインレッドの「ウエアハウス(Warehouse)」のブラウスとバーガンディ色のシャネルのバッグを合わせた。
シャープなパンツスーツ、コートドレス、そして魅力的なイブニングドレスなどクラッシックな正装に、王室所有のジュエリーやタワーのようなヒールまでシックなアクセサリーをスタイリッシュなアレンジを加えるキャサリン妃の服装はファッション関係者やマスコミからますます高い評価を得ている。
しかし、あまり注目を集めてこなかったのは、ハンドバッグだ。夕刻以降の公務にはシルクの小さなクラッチバッグ、日中の公務ではボックス型のハンドバッグを合わせている姿がよくキャッチされており、イギリスのブランドだけでなく海外のハイブランドのレザーバッグも合わせている。
ハンドバッグこだわりがあったのはエリザベス女王だ。「ロウナー ロンドン(LAUNER LONDON)による「トラヴィアータ(Traviata/「椿姫」)」と名付けられたハンドバッグがお気に入りだったことは最も知られている。そして現在、このブランドはカミラ王妃のお気に入りとなっている。
一方、キャサリン妃もさまざまなデザインとスタイルを試しており、どんな服でも完全にマッチするように、多様な素材で作られたバッグを愛用している。そこで本誌が選んだ、キャサリン妃の「一軍バッグ」を5つ紹介する。
「ストラスベリー」の「モザイク」
POOL New-REUTERS
昨年末12月、ウェストミンスター寺院でクリスマスキャロルコンサート「トゥギャザー・アット・クリスマス(Together at Christmas)」が開催された。
そのイベントで着用したのは「クリス・カー(Chris Kerr )」の白いロングコートにエレガントなワイドレッグパンツと柔らかなジャージー素材のブラウス。
「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef&Arpels)」のマザーオブパールのイヤリング、そしてスコットランドのブランド「ストラスベリー(Strathberry)」のハンドルバッグ「モザイク・ナノ(Mosaic Nano)」の「バニラ」を合わせた。バッグの価格は555ドル(約8万円)。
「アスピナル オブ ロンドン」の「ミディ メイフェア」
Cover Images via Reuters Connect
キャサリン妃のお気に入りの高級レザーグッズブランドの1つは「アスピナル オブ ロンドン(Aspinal of London)」である。
黒のクロコダイル風エンボスが施されたデザインを含む「ミディ メイフェア(Midi Mayfair)」を複数所有しており、公務で持ち歩く姿が何度もキャッチされている。このバッグは660ドル(約9万7000円)。
2022年にデンマークのコペンハーゲンを訪問した際に早期幼児期教育に関する公務に出席した際にも赤いジャケットと黒のパンツに合わせていた。
「タスティング」の「ミニホリー」
Chris Jackson/Pool via REUTERS
キャサリン妃が愛用するもう1つのイギリスの老舗レザーブランドは「タスティング(Tusting)」。持続可能な生産とエシカルを重視し、社内製造を行っているブランドだ。キャサリン妃が持っているのは「ミニホリー(Mini Holly)」で色は「トープ」。
直近では国際メンタルヘルスデーのイベントでノッティンガム・トレント大学を訪れた際にフランスのブランド「セザンヌ(Sézane)」のエレガントなクリーム色のニットドレスにこのバッグを合わせた。価格は365ポンド(約6万8000円)。
「ルルギネス」の「ヘイワース」
There was another major gown moment during the Duke and Duchess of Cambridge's Caribbean tour last night, as Kate dazzled in a floor-length, Grecian style dress for a reception hosted by the Governor General in Nassau, Bahamas https://t.co/6n5mfKcIOf pic.twitter.com/pOOBrGm1cX— Tatler (@Tatlermagazine) March 26, 2022
キャサリン妃はクラッチバッグの愛用者としても知られている。その中でも印象的だったのは、イギリスのアクセサリーデザイナー「ルルギネス(Lulu Guinness)」による、クラッシックかつシックな青のシルククラッチがある。
2022年にエリザベス女王の即位70年「プラチナ・ジュビリー」を祝い、女王の代理でウィリアム王子(当時)とカリブ海への海外公務を行ったキャサリン妃。
その最後のレセプションでグラマラスなドレスに合わせたのは、「ルルギネス」の「ヘイワース(Hayworth)」であった。
口の形をしたゴールドの留め具が特徴で、ゴールドチェーンをショルダーストラップとして使用することもできるこのクラッチバッグは225ポンド(約4万2000円)。
「シャネル」の「フラップ バッグ」
2017年 フランス公式訪問ではシャネルのワンピースにバッグも合わせた全身シャネルルックに Gonzalo Fuentes-REUTERS
イギリスのブランドに限らず、キャサリン妃は海外ブランドのハンドバッグもいくつか所有している。
最も注目すべきバッグは「シャネル」のバーガンディ色のキルティングのフラップバッグである。特に2017年にウィリアム王子(当時)とフランスを公式訪問した際にカール・ラガーフェルドによるデザインのワンピースにこのバッグを合わせたことが印象的だった。
キャサリン妃は何度もこのバッグを持って公務に出ており、2022年のボストン訪問時にも使用している。このモデルは2015年秋冬コレクションで、現在は販売されていないという。
2022年11月 アメリカ訪問時
Brian SnyderーREUTERS
ボストン訪問時には、イギリスのブランドのローラン・ムレ(Roland Mouret)に同じくスエードのパンプス、そしてシャネルのバーガンディ色のキルティングのハンドバッグをあわせた
2018年1月 スウェーデン訪問時
Hannah Mckay-REUTERS
カロリンスカ研究所でスウェーデンのヴィクトリア王太子と夫ダニエル殿下と再会した際には「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」の千鳥格子のツイードコートと「アレキサンダー・マックイーン」の白いワンピース。そしてシャネルのハンドバッグを合わせた。
2019年10月ロンドン自然史博物館
POOL New-REUTERS
2019年10月にロンドン自然史博物館を訪れた際には、結婚前に勤務していたブランド「ジグソー(Jigsaw)」のフォレストグリーンのクロップドパンツを着用。それにワインレッドの「ウエアハウス(Warehouse)」のブラウスとバーガンディ色のシャネルのバッグを合わせた。