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キャサリン妃とメーガン妃の「本当の仲」はどうだったのか?...写真で振り返る

ニューズウィーク日本版 2024年4月14日 9時0分

<かつて「ファブ・フォー(素敵な4人組)」と呼ばれたキャサリン妃とメーガン妃の両夫妻。しかし、当時から「緊張感」があったことが本人たちから後に明かされている>

2016年にヘンリー王子とメーガン・マークル(当時)が交際を始めて以来、義理の姉であるキャサリン妃との関係が常に関心を集めてきた。

2人の婚約後にはキャサリン妃とともに王室のイベントに参加する機会がたびたびあり、笑顔や談笑する姿も見られた。その温かな様子をウィリアム王子(当時)とヘンリー王子もあわせて「ファブ・フォー(Fab4):素敵な4人組」とメディアが呼ぶようになった。

しかし、これも2018年後半には一変。メーガン妃が挙式の際にキャサリン妃を泣かせたという報道が出て以来、両者の友好的な関係よりもうまくいっていない証拠に注目が集まるようになった。

2019年には、それまでウィリアム王子とキャサリン妃とともに行っていた公務をやめ、バッキンガム宮殿に2人のオフィスを立ち上げたことで義理の姉妹の関係に関する憶測がさらに広がった。

これに続いて2020年1月にヘンリー王子とメーガン妃が王室の公務から完全に退くことを電撃発表して世界を驚かせた。

2021年に行われたオプラ・ウィンフリーとのインタビューで結婚式でのことにメーガン妃は言及し、実際に泣かせたのはキャサリン妃だったが、それでも「良い人」と信じていると述べている。

ヘンリー王子もまた自伝『スペア(Spare)』でメーガン妃とキャサリン妃の間には「いくつかの緊張」があったことに言及しているが、キャサリン妃とケンジントン宮殿はその点についてコメントをしていない。

2021年以降、メーガン妃とキャサリン妃がともに一緒にいる姿を写真に撮られたのは2022年のエリザベス女王逝去の際の一度きりである。

2023年に行われたチャールズ国王の戴冠式にはヘンリー王子に同行しなかったため、女王の葬儀以来、イギリス王室メンバーが勢揃いした集いにはメーガン妃は参加していない。

そこで、メーガン妃とキャサリン妃がともに参加した行事を写真とともに本誌が振り返る。

2017年12月 最初の共同イベント

ウィリアム王子、ヘンリー王子とともにサンドリンガム・ハウスの教会に向かうメーガン・マークルとキャサリン妃 REUTERS/Hannah McKay

メーガン・マークル(当時)とキャサリン妃が初めて一緒にいる姿がキャッチされたのは、2017年のクリスマスである。

この2カ月前に婚約したメーガン・マークルはサンドリンガムでの王室恒例のクリスマスをともに過ごし、「未来のプリンセス」への期待が高まっていた。

2018年2月「ロイヤル・ファンデーション・フォーラム」

REUTERS/Chris Jackson/Pool

ヘンリー王子との挙式が行われる3カ月前の2018年2月、「ロイヤル・ファンデーション・フォーラム」に参加し、ウィリアム王子、ヘンリー王子、キャサリン妃とともに慈善活動での目標についてディスカッションをしたメーガン・マークル。

キャサリン妃と一緒に冗談を言い合い、互いに楽しそうな姿を見せていたため、「ファブ・フォー(Fab4):素敵な4人組」とメディアで呼ばれるようになったのもこの時だ。

しかし、この壇上に上がる前にキャサリン妃との間に緊張が走ったという逸話をヘンリー王子が明かしている。その原因はメーガン・マークルがリップグロスを借りようとした際にキャサリン妃に嫌な顔をされたというものだ。

2018年3月「ファブ・フォー」

REUTERS/Peter Nicholls TPX IMAGES OF THE DAY

「ファブ・フォー」と呼ばれるようになった2人が再会したのは、結婚式直前にウェストミンスター寺院で行われた「コモンウェルス・デー」のサービス。この時、キャサリン妃は3人目(ルイ王子)を妊娠中であった。

2018年7月「2人での公務」

Toby Melville-REUTERS

2018年7月、キャサリン妃とメーガン妃は2人きりの初めての公務は、ウィンブルドンテニス選手権であった。

2人とも大のテニスファンであり、メーガン妃は王室メンバーに加わる前からもプライベートでウィンブルドンの試合を見に行っている。

2018年と2019年の二度、キャサリン妃とメーガン妃はウィンブルドン選手権の試合に一緒に行っているが、親しげに会話している姿がキャッチされている。

しかし、メーガン妃はこの時の様子について「何もかもが見たままではない」と2021年のオプラ・ウィンフリーとのインタビューで認めている。

2020年3月 緊張

Phil Harris/Daily Mirror via PA Wire/dpa

2018年後半に報道されたメーガン妃とキャサリン妃の「緊張」は、ヘンリー王子とメーガン妃が王室を離脱し、アメリカに移住することが発表された2020年1月にさらに高まった。

メーガン妃とヘンリー王子の最後の公務は2020年3月、ウェストミンスター寺院での「コモンウェルス・デー」のサービスで、キャサリン妃とウィリアム王子との交流について注目が集まった。

ウィリアム王子とキャサリン妃が寺院に到着したときにはすでにヘンリー王子とメーガン妃は着席しており、両夫妻同士の交流が見られることはなかった。

2022年9月 再会

Kirsty O'Connor/PA Wire/Pool via REUTERS

ヘンリー王子とメーガン妃が王室から離れ、オプラ・ウィンフリーとのインタビューでイギリス王室を批判したことで、ウィリアム王子とキャサリン妃との間の「緊張」に関する憶測が再び広がった。

しかし、2年ぶりの両夫妻の再会はエリザベス女王逝去という悲しい出来事であった。偶然にも2022年9月にヘンリー王子とメーガン妃はイギリス滞在中で、女王に哀悼の意を表するためにウィンザー城に集まった市民と一緒に悲しみを共有した。

2022年9月「家族との別れ」

Tim Merry/Pool via REUTERS

2024年4月の現時点でキャサリン妃とメーガン妃が最後に一緒に公の場に現れたのは、エリザベス女王の国葬である。カミラ王妃など他の王室メンバーとともにいる中で、2人のプリンセスの喪服姿は強い印象を残した。

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