Infoseek 楽天

明日から使える10の「健康アプリ」、シニアライフはスマホ1つで楽々管理

ニューズウィーク日本版 2024年5月22日 18時13分

ニューズウィーク日本版編集部
<食事や睡眠の改善から、運動やカラオケまで、元気なシニアライフを送るための10のおススメ簡単・健康アプリを一挙ご紹介>

「人生100年時代」。テクノロジーを活用すればシニアの暮らしはもっと豊かになる。加齢に伴う身体機能の低下や生活習慣の改善、余暇の楽しみには日頃から使い慣れたスマートフォンがあれば十分だ。

食事や睡眠の質の改善、脳トレ、服薬など日常の生活を支えて健康寿命を延ばしてくれる注目のアプリは──。

◇ ◇ ◇

あすけん

管理栄養士の知見とAIを融合させた食事管理アプリ。日々の食事写真や食品のバーコードを撮り、15万件以上のメニューデータから選んで食事を記録すると、栄養士からの個別アドバイスや、カロリーと各種栄養素14項目の過不足が分かる栄養素グラフがチェックできる。

ユーザー同士が励まし合うダイアリー機能や管理栄養士からの応援メールなど、食生活の改善を続けやすくなるような仕掛けも多様だ。

MNAプラス

心身の健康維持には栄養不足に陥らないことが大切だ。「食事中にむせる」「食べる量が減ってきたかも」と感じている人は試してみたい。

身長や体重など健康に関する簡単な質問に答えると、現在の栄養状態を分析して簡単にエネルギーアップできるアドバイスや、栄養補助食品の紹介などをしてくれる。

蓄積したデータは医療従事者への相談にも活用できる。自分のほかに家族の栄養管理も登録することが可能なので、パートナーやシニア世代の親の健康管理にも活用できそうだ。

腸note

慢性的な便秘や下痢に悩んでいる人にぴったりな世界初の「腸活」体験アプリ。スマホに内蔵されたマイクを60秒間おなかに当てると、収集した腸の音をAIが解析。

便通などのデータを組み合わせて腸の特徴を教えるとともに、医師や管理栄養士が監修した最適な腸活アクションを提案してくれる。腸の状態が点数化されるため不調の理由を突き止めやすく、改善に向けたアプローチを理解しやすい。

いびきラボ

加齢に伴い肺活量が減り喉が細くなることで、いびきをかきやすくなる人は多い。このアプリを入眠時にセットすれば睡眠中の様子を計測し、いびきの大きさや、どの時間にどれだけ大声でいびきをかいているかをグラフで確認することができる。

飲酒など特別な要因が与える影響も示してくれ、睡眠時無呼吸症候群の発見にもつながる。集めたデータを基に医師に相談すれば、具体的な改善策が得られるはずだ。

SOKUYAKU

通院が難しかったり、病院での待ち時間の長さや二次感染に悩んだりする人は少なくない。このアプリを使えば自宅にいながら医師の診察を受けたり、処方薬を受け取ったりすることができる。保険診療と自由診療のいずれにも対応。

予約管理機能や問診票管理機能も備えているため、オンラインでの服薬指導や薬の郵送サービスも受けることができる。日常的に薬を服用している人はぜひチェックしたい。

毎日の脳トレーニング

移動中などの隙間時間にゲーム感覚で脳トレができる無料アプリ。数独や暗記、テトリス風パズルゲームといった30種類以上のレパートリーをそろえる。正解数に応じて難易度が上がるため、自分に合った難しさで頭の体操ができる。

楽天シニア

歩くと楽天ポイントがたまるお得な「万歩計」。1日に4000歩を達成するとスタンプを押すことができる。集めたスタンプを持って病院や薬局、本屋などの対象施設でチェックインするとポイントが獲得できるため、通院や買い物など日常生活に取り入れやすい。

スマホ教室や音楽、料理といったイベントへの予約参加もアプリででき、趣味探しにもぴったり。睡眠や体重、血圧などを記録して健康管理に役立てることができる。

血圧ノート

健康管理のために、自分の血圧を日々記録している人にはおすすめ。このアプリなら朝晩の血圧記録をカレンダーで表示し、その変化を自動でグラフ化してくれる。

最高・最低血圧、脈拍、体重、体脂肪率、体温を記録することができ、服薬や通院のチェック欄があるのも助かる。生活習慣や血糖値、脈拍・心拍などを改善するのに不可欠な血圧の情報が無料で管理できる。

Welby 血糖値ノート

加齢に伴うインスリン分泌量の低下が招くのが糖尿病だ。検査のために病院で採血をするのが一般的だが、このアプリは自宅で少量の血液を採取して自己測定を行っている人向け。

アプリでは数値が上がりやすい食事や、血糖値が元に戻るまでの時間などが具体的に把握できる。日付やタイミング(朝食前・朝食後など)を入れたらワンタッチで血糖値などのデータをグラフにまとめて可視化。インスリンやブドウ糖の記録もでき、自己管理の継続を支えてくれる。

ハピカラ

50~69歳を対象に作られたカラオケアプリ。シニア世代向けのプレイリストや文字の大きさ調整機能など、シンプルで使いやすいのが特徴だ。

操作が直感的で分かりやすく、歌詞の表示も大きいので視力の低下が気になるシニアでも快適に利用できる。採点システムは音程だけでなく安定感や抑揚、ロングトーンなども評価される本格的なもので、歌った歌を保存して友人や家族とシェアもできる。

この記事の関連ニュース