ジェームズ・クロフォード=スミス for WOMAN
<婚約会見の際にメーガン妃が履いたパンプスとして知られる「アクアズーラ」。キャサリン妃もユージェニー王女も愛する理由について、王室ファッション専門家が解説>
エリザベス1世の華やかな衣装からビクトリア女王が好んだ国産製のシンプルな装いまで、何世紀にもわたってファッション界に影響を与えてきたイギリス王室。
その歴史は今日においても続いており、服だけでなく靴も同様に影響を与えている。中でも最も多くの王室メンバーが愛用しているブランドの1つがイタリア・フィレンツェ発の高級シューズブランド「アクアズーラ(Aquazzura)」である。
最近ではユージェニー王女がウェストミンスター公爵夫妻の結婚式で履く様子がキャッチされてばかりだが、このブランドはメーガン妃との縁が最も深い。メーガン妃はこの「アクアズーラ」とともに王室に入ったともいえるほど。
2017年11月27日、ケンジントン宮殿で行われたヘンリー王子との婚約会見の際にメーガン妃が履いたのが、「アクアズーラ」の「マチルダ(Matilde)」である。
■【拡大写真】婚約会見時の今にも脱げそうな、メーガン妃のパンプス を見る
その後、王室入り後もつま先が細身でかかとに小さなリボンが結ばれた、クラシックなデザインが特徴的な「ボウタイパンプス(Bow Tie)」のバリエーション違いを履き、また王室を離れた今も愛用している姿がキャッチされている。
キャサリン妃は「ジミー チュウ」や「ジャンヴィト ロッシ(Gianvito Rossi)」のパンプスの愛用者であることが知られている。しかし、重要な公務の際には「アクアズーラ」を履いている。
王室の女性たちが「アクアズーラ」を選ぶ理由について、王室ファッション専門家のクリスティン・ロスは同ブランドの「しなやかさ」を挙げ、次のように本誌に語った。
「アクアズーラの『ボウタイパンプス』は世界中の女性たちに愛されており、王室も例外ではありません。(略)メーガン妃、ユージェニー王女、そしてキャサリン妃もお持ちです。(略)2012年のブランド設立以来、柔らかなリボンスタイルは時代を超えたデザインとして愛されています。デザイナーのエドガルド・オソリオはロンドン・カレッジ・オブ・ファッションとセントマーチンズ在学時代に、イギリスでの足場を固めています。彼はチャリティーから夕刻のコンサートまで、王室のイベントに相応しい靴を作り上げています」
2017年 メーガンの婚約会見
Toby Melville-REUTERS
2017年11月27日、ケンジントン宮殿での婚約会見では、お気に入りブランド「アクアズーラ」の「マチルダ」を着用。
2018年 オセアニアアート展示会
REUTERS/Henry Nicholls
2018年、ロンドンのロイヤルアカデミー・オブ・アーツでのオセアニアアートの展示会のオープニングには黒のスエードの「ボウタイパンプス」を着用。
2019年「ライオン・キング」ロンドンプレミア
REUTERS/Henry Nicholls
2019年7月、ロンドンで行われた映画『ライオン・キング』のプレミアには「アクアズーラ」の黒スエードの「ポートレート・オブ・ア・レディ(Portrait of a Lady)」を選択。
2022年「カリブ海ツアー」ジャマイカ
REUTERS/Toby Melville
2022年、エリザベス女王の「プラチナジュビリー」を記念してウィリアム王子(当時)と共にジャマイカを訪れたキャサリン妃。「アクアズーラ」の白いパテントレザーの「Cece 105」のパンプスを着用。
2022年「ガーター・デー」
POOL New-REUTERS
2022年6月13日、ウィンザー城セントジョージ礼拝堂での式典「ガーター・デー」で「アクアズーラ」のブルーサテンの「Love Link」のスリングバックのパンプスを履いたキャサリン妃。
2023年5月「戴冠式」
REUTERS/Toby Melville/Pool
戴冠式前にロンドンの街角で市民との触れ合ったキャサリン妃。黒スエードの「ボウタイパンプス」を着用した。
2023年12月 クリスマスキャロルコンサート
REUTERS/Toby Melville
2023年12月8日、ウェストミンスター寺院で行われた「Together at Christmas」コンサートに「アクアズーラ」の黒レザーブーツを履いて出席したユージェニー王女。
2024年6月 ウェストミンスター公爵夫妻の結婚式
Cover Images via Reuters Connect
ウェストミンスター公爵夫妻の結婚式では、お気に入りのヌードスエードの「マチルダ」のパンプス姿のユージェニー王女。
<婚約会見の際にメーガン妃が履いたパンプスとして知られる「アクアズーラ」。キャサリン妃もユージェニー王女も愛する理由について、王室ファッション専門家が解説>
エリザベス1世の華やかな衣装からビクトリア女王が好んだ国産製のシンプルな装いまで、何世紀にもわたってファッション界に影響を与えてきたイギリス王室。
その歴史は今日においても続いており、服だけでなく靴も同様に影響を与えている。中でも最も多くの王室メンバーが愛用しているブランドの1つがイタリア・フィレンツェ発の高級シューズブランド「アクアズーラ(Aquazzura)」である。
最近ではユージェニー王女がウェストミンスター公爵夫妻の結婚式で履く様子がキャッチされてばかりだが、このブランドはメーガン妃との縁が最も深い。メーガン妃はこの「アクアズーラ」とともに王室に入ったともいえるほど。
2017年11月27日、ケンジントン宮殿で行われたヘンリー王子との婚約会見の際にメーガン妃が履いたのが、「アクアズーラ」の「マチルダ(Matilde)」である。
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その後、王室入り後もつま先が細身でかかとに小さなリボンが結ばれた、クラシックなデザインが特徴的な「ボウタイパンプス(Bow Tie)」のバリエーション違いを履き、また王室を離れた今も愛用している姿がキャッチされている。
キャサリン妃は「ジミー チュウ」や「ジャンヴィト ロッシ(Gianvito Rossi)」のパンプスの愛用者であることが知られている。しかし、重要な公務の際には「アクアズーラ」を履いている。
王室の女性たちが「アクアズーラ」を選ぶ理由について、王室ファッション専門家のクリスティン・ロスは同ブランドの「しなやかさ」を挙げ、次のように本誌に語った。
「アクアズーラの『ボウタイパンプス』は世界中の女性たちに愛されており、王室も例外ではありません。(略)メーガン妃、ユージェニー王女、そしてキャサリン妃もお持ちです。(略)2012年のブランド設立以来、柔らかなリボンスタイルは時代を超えたデザインとして愛されています。デザイナーのエドガルド・オソリオはロンドン・カレッジ・オブ・ファッションとセントマーチンズ在学時代に、イギリスでの足場を固めています。彼はチャリティーから夕刻のコンサートまで、王室のイベントに相応しい靴を作り上げています」
2017年 メーガンの婚約会見
Toby Melville-REUTERS
2017年11月27日、ケンジントン宮殿での婚約会見では、お気に入りブランド「アクアズーラ」の「マチルダ」を着用。
2018年 オセアニアアート展示会
REUTERS/Henry Nicholls
2018年、ロンドンのロイヤルアカデミー・オブ・アーツでのオセアニアアートの展示会のオープニングには黒のスエードの「ボウタイパンプス」を着用。
2019年「ライオン・キング」ロンドンプレミア
REUTERS/Henry Nicholls
2019年7月、ロンドンで行われた映画『ライオン・キング』のプレミアには「アクアズーラ」の黒スエードの「ポートレート・オブ・ア・レディ(Portrait of a Lady)」を選択。
2022年「カリブ海ツアー」ジャマイカ
REUTERS/Toby Melville
2022年、エリザベス女王の「プラチナジュビリー」を記念してウィリアム王子(当時)と共にジャマイカを訪れたキャサリン妃。「アクアズーラ」の白いパテントレザーの「Cece 105」のパンプスを着用。
2022年「ガーター・デー」
POOL New-REUTERS
2022年6月13日、ウィンザー城セントジョージ礼拝堂での式典「ガーター・デー」で「アクアズーラ」のブルーサテンの「Love Link」のスリングバックのパンプスを履いたキャサリン妃。
2023年5月「戴冠式」
REUTERS/Toby Melville/Pool
戴冠式前にロンドンの街角で市民との触れ合ったキャサリン妃。黒スエードの「ボウタイパンプス」を着用した。
2023年12月 クリスマスキャロルコンサート
REUTERS/Toby Melville
2023年12月8日、ウェストミンスター寺院で行われた「Together at Christmas」コンサートに「アクアズーラ」の黒レザーブーツを履いて出席したユージェニー王女。
2024年6月 ウェストミンスター公爵夫妻の結婚式
Cover Images via Reuters Connect
ウェストミンスター公爵夫妻の結婚式では、お気に入りのヌードスエードの「マチルダ」のパンプス姿のユージェニー王女。