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「上品」「ホット」人気リアリティ番組出演で話題のイバンカ・トランプ、水着姿で投げキス披露 投稿に「日本人詩人」の詩も

ニューズウィーク日本版 2024年6月14日 13時35分

千歳香奈子
<リアリティ番組『カーダシアン家のセレブな日常』にカメオ出演したイバンカ・トランプ。世界海洋デーの6月8日にインスタグラムに公開したウェイクサーフィンを楽しむ動画投稿では、謎の日本人詩人サトロ・リュウノスケの詩を引用>

ドナルド・トランプ前大統領の長女イバンカ・トランプが、お騒がせセレブ一家カーダシアン家のリアリティ番組『カーダシアン家のセレブな日常』にカメオ出演して話題を呼んでいる。

【動画】イバンカ・トランプ、水着姿で投げキス披露...「サトロ・リュウノスケ」の詩も引用

世界で最も有名なセレブ一家カーダシアン家の日常に密着した番組で、このほど昨年10月に米ビバリーヒルズの高級レストランFunkeで開かれた次女キムの43歳の誕生日を祝うパーティーの様子が公開された。

三女クロエが企画したパーティーには、カーダシアン家の面々はもちろんモデルのヘイリー・ビーバーら豪華セレブ仲間も出席。主役のキムは大胆なカットアウトを施した真っ赤なドレスを纏い、盛大に祝う様子が披露された。

視聴者の注目を集めたのは、キムの右隣に座るイバンカだった。2人は昨年末も一緒にパーティーを楽しむなど数年前から親交を深めてきたことで知られるが、番組に登場したのはこれが初めて。しかも、錚々たる招待客の中で主役の隣という特等席を与えられたことに、驚きの声が上がっている。

Kim Kardashian's BFFs Ivanka Trump & Lauren Sanchez Attend Birthday Dinner on Show | Click to read more https://t.co/nCcTDds4RX— TMZ (@TMZ) June 6, 2024

ゴージャスすぎる交友関係

2018年に当時大統領だったトランプとホワイトハウスで面会し、刑務所改革について会談したことで知られるキムだが、過去2度の米大統領選では民主党候補を支持している。そのため、ネットでは「イバンカを隣に座らせておきながら、キムはどうやって投票するの?子どもたちの権利よりもお金の方が大切なのね」「キムは秘かにMAGA(アメリカを再び偉大な国にするというトランプの選挙スローガン)だってこと?」と、共和党のトランプ支持に鞍替えしたのはないかとの声が上がっている。

また、「友達がいなければ、私はここにはいなかったでしょう。これまで1度もセラピストに会ったことがないのは、世界中に最高の友達がいて、彼らが私にとってすべてだから」とスピーチしたキムに、「新しいお仲間」が誰なのか席順で明らかになったとの指摘も相次いでいる。

キムの現在の親友はイバンカとさらにその2席先に座っていたアマゾンの創業者ジェフ・ベゾスの婚約者ローレン・サンチェスだと推察する声が殺到。前大統領の娘と世界長者番付で首位となる2000億ドルの個人資産を持つ大富豪の婚約者というゴージャスすぎる交友にネットは大盛り上がりだ。

キムのお友達として今後も番組に出演するのか注目されるイバンカは、自身のインスタグラムに世界海洋デーを祝って6月8日にウェイクサーフィンを楽しむ水着姿を投稿したことでも話題を呼んでいる。

ボードの上に立ち、カメラに向かって投げキスする動画を共有したイバンカは、「Individually we are one drop, together we are an ocean(我々一人ひとりは一滴の水にすぎないが、集まれば大海となる)」という謎の日本人詩人サトロ・リュウノスケの詩を綴っている。

「上品で賢く、美しい」「女性初の大統領になって」「ホット」と称賛の声が寄せられている一方、父トランプが有罪評決を受けたことから否定的な書き込みも多い。「吐きそう」「ロールモデルなんかじゃない。彼女のウェイクサーフィンを見たい人なんているの?」との批判から、「特権的な生活を楽しんでいるのが見られて嬉しいわ。ところでなぜ父親の裁判でそばにいなかったの?有罪だと知っていて、彼の罪で利益を得ていたのよね」と皮肉るコメントまであり、炎上している。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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