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キャサリン妃は「ロイヤルウェディング」で何を着たのか?...「お呼ばれドレス」5選

ニューズウィーク日本版 2024年6月29日 8時15分

ジェームズ・クロフォード・スミス for WOMAN
<ロイヤルファミリーが参列する結婚式は、招待客のファッションも注目が集まる。キャサリン妃のロイヤルウェディング・ファッションを一挙紹介>

イギリス王室の結婚式は、何世紀にもわたって人びとの関心を集めてきた。招待客の知名度の高さや華やかさが話題となるからである。

結婚式では新婦の衣装が注目されがちだが、王族が参列する場合は、招待客のファッションにも関心が集まる。

正式に王室メンバーになる以前から、結婚式で注目を集めてきたキャサリン妃は、ウィリアム王子(当時)との交際期間、そして13年間にわたる結婚生活のなかで、多くの結婚式に参列。そのいくつかは王室メンバーの挙式であった。

優雅なコートドレスから気品のあるロングドレスまで、キャサリン妃が数々の式で着用したファッションを紹介する。

 

2008年 レディ・ローズ・ウィンザーとジョージ・ギルマンの結婚式

Kate Middleton attending the wedding of Lady Rose Windsor in 2008 Antony Jones/UK Press pic.twitter.com/lIFKuhCLGy— Mamma Rosa Maria (@MammaRosaMaria6) February 24, 2024

キャサリン妃が初めてロイヤルウエディングに参列したのは、ウィリアム王子と交際中だった2008年。エリザベス女王のいとこにあたる、グロスター公爵夫妻の次女レディ・ローズ・ウィンザーと、実業家のジョージ・ギルマンとの結婚式に参列している。

ロンドンのセント・ジェームズ宮殿にあるクイーンズ・チャペルで行われた挙式にウィリアム王子は欠席したが、キャサリン妃(当時ケイト・ミドルトン)はブルーの色合いが特徴の、柄入りシフォンワンピースを着て出席。

水色のブレザーを羽織り、黒い羽飾りのついた帽子と、それにあわせたスエードの靴やハンドバッグをコーディネートした。

2011年 ザラ・フィリップスとマイク・ティンダルの挙式

Dylan Martinez-REUTERS

 

キャサリン妃はウェストミンスター寺院での自身の挙式からわずか3カ月後に、王室の一員として初めて結婚式に参列している。

2011年7月30日、スコットランドのエディンバラにあるキャノンゲート教会で、アン王女の長女であるザラ・フィリップスとイングランドのラグビー選手マイク・ティンダルの結婚式が行われた。

キャサリン妃はコペンハーゲンを拠点とするブランド、「デイビルゲールエミッケルセン(Day Birger et Mikkelsen)」のゴールドのコートドレスを着用。帽子デザイナーのジーナ・フォスター(Gina Foster)による花飾りが特徴的な帽子をあわせた。

2018年 ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式

POOL New-REUTERS

 

2018年に行われた、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式でキャサリン妃が選択したのは、クラシックな淡い黄色の「アレキサンダー・マックイーン」のコートドレスだった。

「フィリップ トレイシー(PHILIP TREACY)」の、彫刻のような花飾りをあしらった帽子にあわせたキャサリン妃だが、ルイ王子の出産から1カ月も経っていなかった頃であった。

2018年 ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクの結婚式

POOL New-REUTERS

 

2018年10月12日、ウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で、その年2度目のロイヤルウエディングが行われた。ヨーク公アンドルー王子の次女ユージェニー王女と実業家のジャック・ブルックスバンクとの結婚式である。

キャサリン妃は、襟まわりとスカートにプリーツをあしらった、秋らしい濃いピンク色の「アレキサンダー・マックイーン」のドレスを着用。

「フィリップ トレイシー」の帽子、スエードの靴とクラッチバッグをあわせ、エリザベス女王のコレクションから貸し出された、家宝のダイヤモンドイヤリングを身につけた。

2023年 ヨルダンのフセイン皇太子とラジワ皇太子妃の結婚式

Handout-REUTERS

 

2023年6月1日、キャサリン妃とウィリアム皇太子は、ヨルダンのフセイン皇太子とラジワ皇太子妃の結婚式に参列。ヨルダンの首都アンマンで行われたその式は、2人にとって初の海外でのロイヤルウエディングであった。

淡いピンクのハイネックで長袖、スカートの裾が床に届く長さのシフォンドレスで、中東の女性たちがまとう控えめなスタイルに敬意を表したキャサリン妃。レバノンのファッションデザイナーのエリー・サーブ(Elie Saab)によるドレスであった。

(訳・小谷七生)

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