レイチェル・オコナー
<TikTokユーザーが投稿した動画には、1人分のシートを独占してくつろぐ大型犬が。飼い主の横でリラックスする姿に「隣に座りたがる」人が続出>
1頭の大型犬が飛行機内で1人分の座席を与えられ、堂々と移動している姿をとらえた動画がTikTokで話題を呼んでいる。
【動画】ありなの? 飛行機の隣席に40kgの大型犬アメリカン・アキタ
アメリカン・アキタのダマスカスは、ケージに入れられて貨物室行きになるどころか、飼い主の隣の席を独り占めして、人間の乗客と同じように空の旅を楽しんだ。
TikTokユーザーの@bigdogsgotoheavenが6月4日に投稿した動画では、カメラがまず満席の機内を映し出す。そしてぐるりと向きを変えると、そこにいるのは巨大な犬だ。
目を閉じて、口を開けてハアハアと息をしながらくつろいでいる。3列シートの真ん中の席に押し込められているが、あまり気にしていないようだ。
この短い動画は驚くほど人気を集め、110万の「いいね」がつき、再生回数は488万回を超えている。多数のユーザーがこの動画に殺到し、ダマスカスを「夢のような隣の乗客」だと表現した。
あるユーザーは「(ダマスカスは)とてもくつろいでいる」とコメント。別のユーザーは「(ダマスカスがいれば)飛行機恐怖症を克服できる。怖くなったときは、その小さな足を握ればいいから」と投稿した。
「飛行機で犬の隣に座るのは私の夢」と投稿した人がいれば、そんな空の旅は「10点満点」になるとコメントしたユーザーも。
別のユーザーは、ダマスカスの席をどうやって確保したのかと質問。これに対して飼い主は、席を追加で予約し、乗客名を入力せずに「大きな手荷物がある」または「快適さのため」というオプションを選べばいいと回答している。
猫や小型犬を飛行機内で見かけるのは珍しくないが、たいていはケージに入れられている。そしてこのアメリカン・アキタは、決して小型とは言えないサイズだ。
愛犬家団体のアメリカン・ケネル・クラブによれば、アメリカン・アキタは成犬になると体重が70ポンドから130ポンド(約32キロから59キロ)、体高は最大28インチ(約71センチメートル)まで大きくなるという。
飼い主はコメント欄で、ダマスカスは体重が90ポンド(約40キロ)以上だと明かしている。
動物の搭乗については、航空会社によってルールが異なる。ユナイテッド航空の場合は、ケージなしで飼い主に同伴して機内に搭乗できるのは介助犬のみだ。
ダマスカスの飼い主であるこのTikTokユーザーはプロフィールにカリフォルニア在住と記載しているが、この動画を撮影したときに、どの航空会社を利用してどの国を移動していたのかは明らかにしていない。
しかし、自分は糖尿病を患っており、ダマスカスは介助犬だとコメント欄で述べている。
とはいえ、ペットを貨物室に入れずに一緒に旅行したいと考えている飼い主にとって、状況は変わりつつある。
犬との旅行を目的とした航空会社バーク・エアは今年6月、ニューヨーク発パリ行や、ロサンゼルス発ロンドン行のほか、ニューヨークと米都市を結ぶ便を就航する予定だと発表した。
バーク・エアのフライトでは、犬はケージに入らず、飼い主と一緒に移動できる。航空機はドッグ・フレンドリーな仕様で、犬が安らぐ音楽が流れ、内装も犬が落ち着ける色合いだ。
バーク・エアーは、今年5月に初運航(ニューヨーク発ロサンゼルス行)。新ルートは10月に就航予定だ。
本誌はTikTokのコメント欄を通じて、@bigdogsgotoheavenに連絡を取った。
(翻訳:ガリレオ)
<TikTokユーザーが投稿した動画には、1人分のシートを独占してくつろぐ大型犬が。飼い主の横でリラックスする姿に「隣に座りたがる」人が続出>
1頭の大型犬が飛行機内で1人分の座席を与えられ、堂々と移動している姿をとらえた動画がTikTokで話題を呼んでいる。
【動画】ありなの? 飛行機の隣席に40kgの大型犬アメリカン・アキタ
アメリカン・アキタのダマスカスは、ケージに入れられて貨物室行きになるどころか、飼い主の隣の席を独り占めして、人間の乗客と同じように空の旅を楽しんだ。
TikTokユーザーの@bigdogsgotoheavenが6月4日に投稿した動画では、カメラがまず満席の機内を映し出す。そしてぐるりと向きを変えると、そこにいるのは巨大な犬だ。
目を閉じて、口を開けてハアハアと息をしながらくつろいでいる。3列シートの真ん中の席に押し込められているが、あまり気にしていないようだ。
この短い動画は驚くほど人気を集め、110万の「いいね」がつき、再生回数は488万回を超えている。多数のユーザーがこの動画に殺到し、ダマスカスを「夢のような隣の乗客」だと表現した。
あるユーザーは「(ダマスカスは)とてもくつろいでいる」とコメント。別のユーザーは「(ダマスカスがいれば)飛行機恐怖症を克服できる。怖くなったときは、その小さな足を握ればいいから」と投稿した。
「飛行機で犬の隣に座るのは私の夢」と投稿した人がいれば、そんな空の旅は「10点満点」になるとコメントしたユーザーも。
別のユーザーは、ダマスカスの席をどうやって確保したのかと質問。これに対して飼い主は、席を追加で予約し、乗客名を入力せずに「大きな手荷物がある」または「快適さのため」というオプションを選べばいいと回答している。
猫や小型犬を飛行機内で見かけるのは珍しくないが、たいていはケージに入れられている。そしてこのアメリカン・アキタは、決して小型とは言えないサイズだ。
愛犬家団体のアメリカン・ケネル・クラブによれば、アメリカン・アキタは成犬になると体重が70ポンドから130ポンド(約32キロから59キロ)、体高は最大28インチ(約71センチメートル)まで大きくなるという。
飼い主はコメント欄で、ダマスカスは体重が90ポンド(約40キロ)以上だと明かしている。
動物の搭乗については、航空会社によってルールが異なる。ユナイテッド航空の場合は、ケージなしで飼い主に同伴して機内に搭乗できるのは介助犬のみだ。
ダマスカスの飼い主であるこのTikTokユーザーはプロフィールにカリフォルニア在住と記載しているが、この動画を撮影したときに、どの航空会社を利用してどの国を移動していたのかは明らかにしていない。
しかし、自分は糖尿病を患っており、ダマスカスは介助犬だとコメント欄で述べている。
とはいえ、ペットを貨物室に入れずに一緒に旅行したいと考えている飼い主にとって、状況は変わりつつある。
犬との旅行を目的とした航空会社バーク・エアは今年6月、ニューヨーク発パリ行や、ロサンゼルス発ロンドン行のほか、ニューヨークと米都市を結ぶ便を就航する予定だと発表した。
バーク・エアのフライトでは、犬はケージに入らず、飼い主と一緒に移動できる。航空機はドッグ・フレンドリーな仕様で、犬が安らぐ音楽が流れ、内装も犬が落ち着ける色合いだ。
バーク・エアーは、今年5月に初運航(ニューヨーク発ロサンゼルス行)。新ルートは10月に就航予定だ。
本誌はTikTokのコメント欄を通じて、@bigdogsgotoheavenに連絡を取った。
(翻訳:ガリレオ)