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「残飯漁ってる」実家を出たマドンナ息子が訴える「窮状」に批判殺到...無言貫くマドンナは「ノーパンツ」で登場

ニューズウィーク日本版 2024年7月31日 20時55分

千歳香奈子
<8億5000万ドルの資産があるとされるマドンナ。その息子の「食べ物を買うお金がない」発言が物議を醸している。ノーコメントを貫くマドンナは、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のプレミアに大胆な衣装で出席した>

実家を出て恋人と同棲を始めたポップの女王マドンナの息子が、「お金がなくて、残飯を漁っている」と発言し、「嘘だろ」とネットをざわつかせている。

【画像】息子の「残飯漁ってる」発言が炎上する中、圧巻の「ノーパンツルック」を披露したマドンナ

2006年にマラウイ共和国から養子に迎えた18歳のデビッド・バンダは、インスタグラムのライブでマドンナと暮らす家を出てニューヨーク市ブロンクスに引っ越したことを報告。ファンから一人暮らしの感想を聞かれ、「夜の9時にお腹が空き、食べ物を買うお金がないことに気づいて、残飯漁りをする。若いって楽しい」と返答して世間を驚かせた。

8億5000万ドルの資産があるとされるマドンナの息子が、食べ物が買えないほど困窮しているとはにわかには信じ難く、「そんなことあり得ない」「疑わしい」「信じ難い話だが、もし本当なら何が起きているの?」と非難が相次ぎ、炎上。「これまで聞いた中で最も面白いニュースだ。アハハ。絶対に真実じゃない」などと批判を浴びたことで、「路上で飢えているわけじゃないから大丈夫」と釈明を余儀なくされた。

12歳の時にはポルトガルにサッカー留学も

マドンナは元パートナーでフィットネストレーナーだったカルロス・レオンと夫で映画監督のガイ・リッチーとの間に娘と息子の実子2人がいるほか、マラウイからデビッドを含む子ども4人を養子に迎えている。

サッカー選手になる夢を叶えさせるため12歳の時にポルトガルにサッカー留学させるなど幼い頃からデビッドを溺愛しており、最近では音楽活動を支援するため今年4月に終了した自身のデビュー40周年記念ツアーにも出演させている。

これまで親の七光りで生きてきたデビッドだが、生計を立てるためギター講師の仕事も始めたようで、インスタグラムのプロフィール欄には「ギターレッスン受付中」と連絡先を記して生徒を募集している。

映画プレミアでノーパンツルックを披露

「親に頼らず、自分で稼ぐ術を教えるのは大切」だとマドンナの教育方針を称賛する声もある一方、援助しないなんてかわいそうだとの批判も一部で上がっている。批判されてもマイペースなマドンナらしく、この件に関してノーコメントを貫く中、7月22日にニューヨークで行われた映画『デッドプール&ウルヴァリン』のプレミアでは圧巻のノーパンツルックを披露した。

胸元が大きく開いた黒のボディスーツと網タイツにジャケットを合わせた大胆なスタイルで美脚を披露したマドンナは、普段あまり表舞台に出ない養子の双子の姉妹を連れてレッドカーペットを歩き、レアな母娘ショットを披露した。

本作にはマドンナのヒット曲「Like a Prayer」(1989年)が使われており、デッドプール役のライアン・レイノルズとウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンとの豪華3ショットも実現。インスタグラムでは、際どいポーズでボディスーツから胸の谷間や太腿をのぞかせる舞台裏の写真も公開し、「ゴージャス」「クイーン」とファンを歓喜させた一方、「若作りするな」との批判も寄せられている。

ちなみに、デビッドは母親に新しい恋人がいることも明かし、「彼女の人生。したいようにするだろう」とチクリと嫌味を言っていたが、親子関係そのものは悪くはないようで、自立を応援してくれていると話している。

この先デビッドがホームレスになることはないだろうが、今後の親子関係と共にマドンナの新恋人が誰なのかにも注目が集まっている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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