ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
<「著者になってほしい」と出版社から打診される人になるには?>
「出版社から本を出す」方法を一から解説し、書籍編集者のあいだでも「わかりやすかった」と納得の声が上がっているのが、『本を出したい』(CCCメディアハウス)だ。著者の佐藤友美氏は、作家として8冊の単著と3冊の共著を出版し、書籍ライターとして52冊のビジネス書や実用書の執筆に携わってきた。
多数の出版社や編集者、著者と仕事をしてきた経験が惜しみなくシェアされた本書より、著者として出版社から声がかかりやすい人になる方法を考える。
※本記事は全3回の第2回(第1回:自著をヒットさせてきたライターが語る「本を出したい」人が知っておきたいこと)
◇ ◇ ◇
お金持ちになる方法をどちらの人から教わりたいか
「本を出してほしい」と打診される人は、いったいどんな人でしょうか。ちょっと考えてみましょう。
たとえばみなさんが、お金持ちになる方法を知りたいとします。どんな人から教えてもらいたいでしょうか。
親から莫大な遺産を引き継いで悠々自適に暮らしながら、銀行に預けたお金の利息と不労所得で生きている人から教わりたいでしょうか。それとも、生まれた家は貧しく大学も卒業していないけれど、30代から始めた週末起業で人が羨む豊かな生活を手に入れた人から教わりたいでしょうか。
ケースバイケースだとは思うものの、後者から教わりたい人が多いのではないでしょうか。
もうひとつ例を出します。あなたが、「話し下手の自分でも人とうまくコミュニケーションできる方法」を知りたいとします。友達一人にアドバイスして喜ばれた経験がある人と、これまで3000人の話下手を救った予約のとれないコーチだとしたら、やはり後者から学びたいと思いますよね。
「教えるのがうまい人」=「能力のある人」、ではない
このように、本を出せる人は「読者の課題解決をする人として最適な人かどうか」を問われます。ただし、読者の課題解決に長けている人と、その業界ナンバーワンと言われる達人は、必ずしもイコールではありません。「自分自身ができる」ことと、「人に教えることができる」ことは、まったく違います。
野球の天才、長嶋茂雄さんに「どうやったらホームランを打つことができるのか?」と聞いたところ、「スーッと来た球をガーンと打てばいい」と言われたという逸話が有名です。エピソードとしては面白いですが、これでは、書籍は作れません。
意外な見落とし:プロの当たり前は、当たり前じゃない
著者にとって大事な能力は、「読者との橋渡しができること」です。「プロの知識を素人にわかりやすく解説できること」と言えば、よりイメージしやすいでしょうか。
ビジネス書でも、実用書でも、本が売れると必ずといっていいほど「ここに書かれていることは、当たり前のことばかりだ。新しいことは何も書かれていない」と文句をつける、その業界の住人が登場します。
でも、それは違います。その著者が書いているのは、「当たり前のこと」ではないのです。業界の中の人や、その道のプロの人にとっては「当たり前」でも、それ以外の人にとっては「当たり前ではないこと」を書いているから、売れるのです。
著者とは、読者にとって、何が当たり前で、何が初めて知ることなのかがわかる人のことを指すのだと思います。そして、プロの世界の「当たり前」を、読者にわかりやすく翻訳して伝えることができる人こそが、読者にとってありがたい著者なのだと思います。
著者に必要なのは「強い言葉」
あなたが、読者に対して課題解決の方法を持っていて、それがある程度悩んでいる人が多い課題で、あなたにそれを語る資格(プロフィール)が十分にあるとします。これらは、本を出すために必要な最低条件です。
では、ここからさらに、売れる本をつくる著者は何が違うかについて考えてみたいと思います。
これまで、いろんなジャンルの著者さんに取材をしてきました。その経験から、「著者に一番必要な力は何か?」と聞かれたら、「その人にしか言えない、強い言葉を持っていること」と答えます。
ビジネス書であれ、実用書であれ、そこに書かれている〝内容〞は実は、過去にも誰かが似たようなことを言っているケースが多々あります。しかし、同じ内容を伝えていたとしても、どんな〝言葉〞が使われているかによって、読者の心に刺さるかどうかが決まります。
言い換えれば、書籍の中に、どれくらい「アンダーライン(傍線)を引きたくなるような言葉」をちりばめることができるか。読者が「覚えておきたいと思う言葉」を、いくつ放つことができるか。
どんなことでも「モノは言いよう」
これが、著者の力であり、本の力になります。たとえば、2022年のベストセラーに『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)というビジネス書があります。佐久間さんは「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」のような、テレビ東京の顔とも言える番組をヒットさせてきた方です。
この『ずるい仕事術』の中に「ブランド力を持つためには、自分らしくない仕事をしてはいけない」という内容が書かれた項があります。これだけならば、「うん、まあそれはそうでしょうね」と思うだけでしょう。きっとそれほど読者の心には残らないと思います。
しかし佐久間さんは、このことを「ケーキ屋ならとんかつを出してはいけない」という言葉で表しています。実にわかりやすい表現です。これが、「強い言葉を持っている」の意味です。別の言葉でいえば「モノは言いよう」です。
これ以外にも「コミュニケーションは、最短距離よりも平らな道」「かわいい後輩よりも、頼れる若手になれ」「自分は勇者なのか、僧侶なのか」といった、佐久間さんならではの印象的な言葉が並びます。
ちなみに、佐久間さんが「ケーキ屋ならとんかつを出してはいけない」と表現した内容を、作詞家の秋元康さんは「記憶に残る幕の内弁当はない」と表現しています。これもまたパワーワードですね。
読者の行動を変えるのは「強い言葉」
佐久間さんや秋元さんのように「強い言葉」で書かれた文章は、読者にとって忘れられない文章になります。「そうか、何でもかんでもそつなくできることよりも、自分ならではの特技を持っていることが大事なんだな」と腹落ちさせることができます。
これが、読者にとっては「よい読書体験」になり、「読んでよかった」という読後感につながり、「明日から意識しよう」という行動変容につながります。そういった読書体験ができる書籍は売れていきます。
これは、ビジネス書だけの話ではありません。売れっ子の著者さんには、必ずこの、「強い言葉」がある。ミリオンセラーを世に出したある編集者さんは「著者になる資格があるかどうかは、オリジナルの言葉を持っているかどうか」だと、教えてくれました。
私の格言を100本書き出してみる
この「強い言葉」について、もう少し考えてみます。「強い言葉」とは、「名言」であり、「格言」であるとも言えます。
私が著者になるための出版ゼミに通っていたときのことです。32名の受講生が、自分が出したい本の最終プレゼンを終え、懇親会で盛り上がっているときのことでした。
そのゼミを主催していた当時の編集長が、ぽろっと、「書籍を書くときには、伝えたいことを、格言にする気持ちで書くといいですよ。100本くらい格言があったら、それを見出しにして原稿が書けます」と言いました。
その日はゼミを卒業した嬉しさで、浴びるほどお酒を飲んでいたのですが、編集長の言葉が気になって、家に帰ってから朝までかけて格言を考えてみました。
このとき私は女性向けのヘアカタログをつくる仕事を15年していて、髪についての書籍の企画を考えていたので、つくった格言はこんなものでした。
・シャンプーで髪を洗ってはいけない
・毛先の10センチよりも、前髪の1センチ
・帰国子女は飲み会で3回髪型を変える
・キューティクルを整えると人間関係も整う
・髪には賞味期限がある
・雨の日は髪に蓋をする
・女性の知性は後頭部に宿る
格言が100本あれば本になる
朝までに100本考えて、ゼミのFacebookグループに投稿して眠ったのですが、これらの格言は、その後上梓した『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)という本で、そのまま見出しになったり、本文の骨子になったりしました。
私の企画は最終プレゼンでは全然評価されず撃沈したのですが、これらの格言を見た編集者さんが、「本にしてみましょうか」と声をかけてくださったのです。この書籍は、発売3ヵ月で7万部を超え、その後も19刷まで重版しました。
ここで教えてもらった「自分ならではの格言を考える」方法は、書籍の構成を考える上でもとても有効でした。ですので、その後、ライターとしてお手伝いする書籍においても(編集者さんと相談して)著者さんに格言を考えてもらっています。
◇ ◇ ◇
佐藤友美(satoyumi)
ライター/コラムニスト 1976年北海道知床半島生まれ。テレビ制作会社勤務を経て文筆業に転向。日本初のヘアライターとして、ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)や『書く仕事がしたい』(CCCメディアハウス)、『ママはキミと一緒にオトナになる』(小学館)などを執筆。自著はすべて重版している。わかりやすい解説でテレビ・雑誌・講演などの出演オファーが絶えない。自身の著作のみならず、ビジネス書、実用書などの執筆・構成を手掛ける書籍ライターとして50冊以上の書籍の執筆に関わっている。特筆すべきは、自著・ライターとしての書籍63冊のうち29冊は持ち込み企画であることと、持ち込み企画のほうが重版率が高いこと。
近年は、日本で最も入塾倍率が高いと言われる「さとゆみビジネスライティングゼミ」を主宰。ライターだけではなく様々な職業のビジネスパーソンを「書ける人」に育てている。卒ゼミ生と運営するメディアCORECOLOR(コレカラ)の人気連載「編集者の時代」には、ベストセラー編集者が続々登場し、出版業界で話題を集めている。
『本を出したい』
佐藤友美[著]
CCCメディアハウス[刊]
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)
<「著者になってほしい」と出版社から打診される人になるには?>
「出版社から本を出す」方法を一から解説し、書籍編集者のあいだでも「わかりやすかった」と納得の声が上がっているのが、『本を出したい』(CCCメディアハウス)だ。著者の佐藤友美氏は、作家として8冊の単著と3冊の共著を出版し、書籍ライターとして52冊のビジネス書や実用書の執筆に携わってきた。
多数の出版社や編集者、著者と仕事をしてきた経験が惜しみなくシェアされた本書より、著者として出版社から声がかかりやすい人になる方法を考える。
※本記事は全3回の第2回(第1回:自著をヒットさせてきたライターが語る「本を出したい」人が知っておきたいこと)
◇ ◇ ◇
お金持ちになる方法をどちらの人から教わりたいか
「本を出してほしい」と打診される人は、いったいどんな人でしょうか。ちょっと考えてみましょう。
たとえばみなさんが、お金持ちになる方法を知りたいとします。どんな人から教えてもらいたいでしょうか。
親から莫大な遺産を引き継いで悠々自適に暮らしながら、銀行に預けたお金の利息と不労所得で生きている人から教わりたいでしょうか。それとも、生まれた家は貧しく大学も卒業していないけれど、30代から始めた週末起業で人が羨む豊かな生活を手に入れた人から教わりたいでしょうか。
ケースバイケースだとは思うものの、後者から教わりたい人が多いのではないでしょうか。
もうひとつ例を出します。あなたが、「話し下手の自分でも人とうまくコミュニケーションできる方法」を知りたいとします。友達一人にアドバイスして喜ばれた経験がある人と、これまで3000人の話下手を救った予約のとれないコーチだとしたら、やはり後者から学びたいと思いますよね。
「教えるのがうまい人」=「能力のある人」、ではない
このように、本を出せる人は「読者の課題解決をする人として最適な人かどうか」を問われます。ただし、読者の課題解決に長けている人と、その業界ナンバーワンと言われる達人は、必ずしもイコールではありません。「自分自身ができる」ことと、「人に教えることができる」ことは、まったく違います。
野球の天才、長嶋茂雄さんに「どうやったらホームランを打つことができるのか?」と聞いたところ、「スーッと来た球をガーンと打てばいい」と言われたという逸話が有名です。エピソードとしては面白いですが、これでは、書籍は作れません。
意外な見落とし:プロの当たり前は、当たり前じゃない
著者にとって大事な能力は、「読者との橋渡しができること」です。「プロの知識を素人にわかりやすく解説できること」と言えば、よりイメージしやすいでしょうか。
ビジネス書でも、実用書でも、本が売れると必ずといっていいほど「ここに書かれていることは、当たり前のことばかりだ。新しいことは何も書かれていない」と文句をつける、その業界の住人が登場します。
でも、それは違います。その著者が書いているのは、「当たり前のこと」ではないのです。業界の中の人や、その道のプロの人にとっては「当たり前」でも、それ以外の人にとっては「当たり前ではないこと」を書いているから、売れるのです。
著者とは、読者にとって、何が当たり前で、何が初めて知ることなのかがわかる人のことを指すのだと思います。そして、プロの世界の「当たり前」を、読者にわかりやすく翻訳して伝えることができる人こそが、読者にとってありがたい著者なのだと思います。
著者に必要なのは「強い言葉」
あなたが、読者に対して課題解決の方法を持っていて、それがある程度悩んでいる人が多い課題で、あなたにそれを語る資格(プロフィール)が十分にあるとします。これらは、本を出すために必要な最低条件です。
では、ここからさらに、売れる本をつくる著者は何が違うかについて考えてみたいと思います。
これまで、いろんなジャンルの著者さんに取材をしてきました。その経験から、「著者に一番必要な力は何か?」と聞かれたら、「その人にしか言えない、強い言葉を持っていること」と答えます。
ビジネス書であれ、実用書であれ、そこに書かれている〝内容〞は実は、過去にも誰かが似たようなことを言っているケースが多々あります。しかし、同じ内容を伝えていたとしても、どんな〝言葉〞が使われているかによって、読者の心に刺さるかどうかが決まります。
言い換えれば、書籍の中に、どれくらい「アンダーライン(傍線)を引きたくなるような言葉」をちりばめることができるか。読者が「覚えておきたいと思う言葉」を、いくつ放つことができるか。
どんなことでも「モノは言いよう」
これが、著者の力であり、本の力になります。たとえば、2022年のベストセラーに『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)というビジネス書があります。佐久間さんは「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」のような、テレビ東京の顔とも言える番組をヒットさせてきた方です。
この『ずるい仕事術』の中に「ブランド力を持つためには、自分らしくない仕事をしてはいけない」という内容が書かれた項があります。これだけならば、「うん、まあそれはそうでしょうね」と思うだけでしょう。きっとそれほど読者の心には残らないと思います。
しかし佐久間さんは、このことを「ケーキ屋ならとんかつを出してはいけない」という言葉で表しています。実にわかりやすい表現です。これが、「強い言葉を持っている」の意味です。別の言葉でいえば「モノは言いよう」です。
これ以外にも「コミュニケーションは、最短距離よりも平らな道」「かわいい後輩よりも、頼れる若手になれ」「自分は勇者なのか、僧侶なのか」といった、佐久間さんならではの印象的な言葉が並びます。
ちなみに、佐久間さんが「ケーキ屋ならとんかつを出してはいけない」と表現した内容を、作詞家の秋元康さんは「記憶に残る幕の内弁当はない」と表現しています。これもまたパワーワードですね。
読者の行動を変えるのは「強い言葉」
佐久間さんや秋元さんのように「強い言葉」で書かれた文章は、読者にとって忘れられない文章になります。「そうか、何でもかんでもそつなくできることよりも、自分ならではの特技を持っていることが大事なんだな」と腹落ちさせることができます。
これが、読者にとっては「よい読書体験」になり、「読んでよかった」という読後感につながり、「明日から意識しよう」という行動変容につながります。そういった読書体験ができる書籍は売れていきます。
これは、ビジネス書だけの話ではありません。売れっ子の著者さんには、必ずこの、「強い言葉」がある。ミリオンセラーを世に出したある編集者さんは「著者になる資格があるかどうかは、オリジナルの言葉を持っているかどうか」だと、教えてくれました。
私の格言を100本書き出してみる
この「強い言葉」について、もう少し考えてみます。「強い言葉」とは、「名言」であり、「格言」であるとも言えます。
私が著者になるための出版ゼミに通っていたときのことです。32名の受講生が、自分が出したい本の最終プレゼンを終え、懇親会で盛り上がっているときのことでした。
そのゼミを主催していた当時の編集長が、ぽろっと、「書籍を書くときには、伝えたいことを、格言にする気持ちで書くといいですよ。100本くらい格言があったら、それを見出しにして原稿が書けます」と言いました。
その日はゼミを卒業した嬉しさで、浴びるほどお酒を飲んでいたのですが、編集長の言葉が気になって、家に帰ってから朝までかけて格言を考えてみました。
このとき私は女性向けのヘアカタログをつくる仕事を15年していて、髪についての書籍の企画を考えていたので、つくった格言はこんなものでした。
・シャンプーで髪を洗ってはいけない
・毛先の10センチよりも、前髪の1センチ
・帰国子女は飲み会で3回髪型を変える
・キューティクルを整えると人間関係も整う
・髪には賞味期限がある
・雨の日は髪に蓋をする
・女性の知性は後頭部に宿る
格言が100本あれば本になる
朝までに100本考えて、ゼミのFacebookグループに投稿して眠ったのですが、これらの格言は、その後上梓した『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)という本で、そのまま見出しになったり、本文の骨子になったりしました。
私の企画は最終プレゼンでは全然評価されず撃沈したのですが、これらの格言を見た編集者さんが、「本にしてみましょうか」と声をかけてくださったのです。この書籍は、発売3ヵ月で7万部を超え、その後も19刷まで重版しました。
ここで教えてもらった「自分ならではの格言を考える」方法は、書籍の構成を考える上でもとても有効でした。ですので、その後、ライターとしてお手伝いする書籍においても(編集者さんと相談して)著者さんに格言を考えてもらっています。
◇ ◇ ◇
佐藤友美(satoyumi)
ライター/コラムニスト 1976年北海道知床半島生まれ。テレビ制作会社勤務を経て文筆業に転向。日本初のヘアライターとして、ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)や『書く仕事がしたい』(CCCメディアハウス)、『ママはキミと一緒にオトナになる』(小学館)などを執筆。自著はすべて重版している。わかりやすい解説でテレビ・雑誌・講演などの出演オファーが絶えない。自身の著作のみならず、ビジネス書、実用書などの執筆・構成を手掛ける書籍ライターとして50冊以上の書籍の執筆に関わっている。特筆すべきは、自著・ライターとしての書籍63冊のうち29冊は持ち込み企画であることと、持ち込み企画のほうが重版率が高いこと。
近年は、日本で最も入塾倍率が高いと言われる「さとゆみビジネスライティングゼミ」を主宰。ライターだけではなく様々な職業のビジネスパーソンを「書ける人」に育てている。卒ゼミ生と運営するメディアCORECOLOR(コレカラ)の人気連載「編集者の時代」には、ベストセラー編集者が続々登場し、出版業界で話題を集めている。
『本を出したい』
佐藤友美[著]
CCCメディアハウス[刊]
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