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メーガン妃の支持率がさらに低下...「イギリス王室で17番目」

ニューズウィーク日本版 2024年12月1日 10時15分

ジャック・ロイストン for WOMAN
<最新調査によると、あまり知られていないエリザベス女王の従妹であるアレクサンドラ王女の人気を下回る...>

メーガン妃のイギリスでの人気は低下し、国民の56%にしか知られておらず、あまり知られていないエリザベス女王の従妹であるアレクサンドラ王女を下回った。

メーガン妃は2018年5月にヘンリー王子と結婚する前後の数カ月の間はイギリス王室のスーパースターだった。

 

しかし、2020年にヘンリー王子の家族との関係が悪化し、メディアによるバッシング報道が激化する中で王室を去った。

その後、イギリスでの夫妻の地位は徐々に低下し、2021年のオプラ・ウィンフリーとのインタビューや2023年のヘンリー王子の暴露本『スペア(Spare)』出版によって人気低下は加速。

最新の「YouGov」の四半期データによるとイギリス王室におけるメーガン妃の人気ランキングは17位となっている。メーガン妃はイギリス人の99%に知られており、23%に支持されているが、アレクサンドラ王女よりも1つ下の順位となっている(アレクサンドラ王女の認知率は56%、支持率は25%)。

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ヘンリー王子はアレクサンドラ王女より1つ上の支持率27%で、いずれもヨーク公アンドルー王子の娘であるベアトリス王女(支持率36%)とユージェニー王女(支持率36%)よりも順位は下だ。

エリザベス女王2世は、逝去後2年経つ今もトップで77%の支持を得ている。また、キャサリン妃は2位で国民の73%が支持している。

エディンバラ公エドワード王子とソフィー妃夫妻の長女レディー・ルイーズ・ウィンザーは39%の支持を得ており、エリザベス女王の従弟であるケント公エドワード王子とキャサリン妃夫妻(それぞれ41%と39%)も同様に上位にランキング入りしている。

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YouGovの四半期ごとのデータは、どれだけの人がその公人が好きかということに基づき、不支持率も考慮されている。したがって純支持率を示しているわけではない。

 

つまり、メーガン妃がランキング上位の王族よりも少ない支持率であるにもかかわらず、ランキング下位の王族よりも嫌われていることを意味する。

たとえば、エリザベス女王2世の大姪(妹マーガレット王女の孫娘)にあたるレディ・マーガリータ・アームストロング=ジョーンズは、メーガンの支持率より低い20%だが、認知度は46%にとどまり、不支持率はわずか6%となっている。他方、メーガン妃の不支持率は57%となっている。

■【関連写真】レディ・マーガリータ・アームストロング=ジョーンズ を見る

同様にメーガン妃より支持率は低いものの、関心を持たれていないため批判も少ない、エリザベス女王の従弟グロスター公リチャード王子とその妻バージット妃にもその傾向が見られる。

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YouGovのデータによるとメーガン妃よりも支持率が低く、批判が多いのはアンドルー王子だけであった(支持率14%、不支持率62%)。

メーガン妃とヘンリー王子は長年にわたりイギリスで物議を醸す存在であり、現役の王室メンバーであった時代にも多くの国民に支持されながらも批判対象となってきた。

近年、イギリスでの支持基盤はさらに縮小し、メーガン妃を「非常に好意的」と捉える割合が一桁台にとどまっていることをかつて本誌は報じている。

1位 エリザベス2世女王

Russell Boyce-REUTERS

1952年の即位から2022年9月8日の崩御までの70年間にわたる治世は、世界史においても異例の長さで、歴代国王で最長記録を更新した。

2位 ウェールズ公妃キャサリン妃

Isaaack-shutterstock

「プリンセス・オブ・ウェールズ」のキャサリン妃。英語圏では今も「キャサリン妃」よりも「ケイト・ミドルトン」と呼ばれることが多い。

3位 「プリンセス・ロイヤル」アン王女

Art Babych-shutterstock

エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ殿下の長女であり、チャールズ国王の妹のアン王女は当時の君主であったジョージ6世の孫娘という、生まれながらにしてのプリンセス。

1987年に「プリンセス・ロイヤル」の称号を授けられているが、この称号は君主が自らの最年長の娘に授けることができるもので、アン王女が生涯を通じて使用できるもの。イギリス軍の将校も務め、最も公務に熱心な王女として知られている。

4位 ウェールズ公ウィリアム皇太子

Isaaack-shutterstock

チャールズ3世と故ダイアナ妃の長男で、チャールズ国王に次ぐ王位継承者。母ダイアナ妃は生前「人々のプリンセス」として知られ、今も慕われている。

5位 チャールズ3世国王

Pool New-REUTERS

エリザベス女王の長男で長年、皇太子を務め、2023年に国王に即位。若いころから環境保全に関心があり、学者肌として知られる。

6位 ザラ・ティンダル(アン王女の長女)

James Warren/Famous/Sipa USA via Reuters Connect

Princess Anne: Olympian, European champion, British Sportswoman of the yearAll of which her daughter Zara Phillips achieved plus Olympic SilverNote the name, Zara Phillips, brother Peter Phillips. No titlesBe it tradition or choice you are not automatically ENTITLED pic.twitter.com/EFGloRnFzs— Time4Cannock (@Time4Cannock) March 11, 2021

母アン王女もオリンピック選手だが、その娘ザラ・ティンダル(旧姓フィリップス)はオリンピックメダリスト。2012年ロンドンオリンピックの総合馬術団体で銀メダルを獲得。

イギリスオリンピック委員会の名誉会長であり、その日のメダルを渡す役目を担った、アン王女自身から偶然にも娘にメダルを授与したことも話題に。

7位 エディンバラ公爵夫人ソフィー妃

2022年6月、プラチナジュビリーを祝うパレードにて Sean Aidan Calderbank-shutterstock

1999年、エリザベス女王の末息子エドワード王子との結婚にともない「ウェセックス伯爵夫人」と「妃殿下(HRH)」の称号を授けられたソフィー妃。2023年までは「ウェセックス伯爵夫人」として知られていた。

2023年、義理の兄であるチャールズ国王が父フィリップ殿下の称号「エディンバラ公」を弟に与えたことにより「エディンバラ公爵夫人」に。エリザベス女王の「一番のお気に入りの義理の娘」とも言われた。

8位 エディンバラ公エドワード王子

Hollie Adams/REUTERS

エリザベス女王の末息子であるエドワード王子は妻ソフィー妃とともに公務に熱心な王族として知られる。

9位 カミラ王妃

Ian Vogler-REUTERS

長年、チャールズ皇太子(当時)の愛人として知られていたが、2005年に結婚。皇太子妃であったが、「ウェールズ公妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)」ではなく、「コーンウォール公爵夫人」を名乗っていた。

エリザベス女王は逝去前にチャールズ皇太子が国王となった場合、カミラ夫人が「王妃(クイーン・コンソート)」になることを望むと表明していた。

10位 ケント公エドワード王子

Hollie Adams/REUTERS

エリザベス女王の従弟で、長年ウィンブルドン選手権の顔として知られている。現在は総裁職をキャサリン妃に譲っている。

11位 ケント公爵夫人キャサリン妃

公務から退く前の1999年 Paul Hackett-REUTERS

ケント公爵夫人キャサリン妃は、1961年にエリザベス2世女王の従弟であるケント公爵エドワード王子と結婚し、プリンセスに。

「ケント公爵夫人」として知られているが、2002年にエリザベス女王の許可を得て「ワーキング・ロイヤル」を辞退し、公立学校で音楽教師として働いた。公の場にはほとんど出ず、エリザベス女王の葬儀やチャールズ国王の戴冠式にも出席していない。

12位 レディー・ルイーズ・ウィンザー(エディンバラ公爵夫妻長女)

母であるソフィー妃(右)とともに Hannah Mckay-REUTERS

エディンバラ公爵夫妻であるエドワード王子とソフィー妃の長女であるレディ・ルイーズ・ウィンザーは、生まれながらにしてのプリンセス。しかし、両親の意向で「プリンセス」の称号を公的には使用していない。

13位 ユージェニー王女

Hannah Mckay-REUTERS

14位 ベアトリス王女

Hannah Mckay-REUTERS

ヨーク公アンドルー王子とヨーク公爵夫人セーラ・ファーガソン元妃の娘であり、生まれながらにしてのプリンセス。結婚まではそれぞれ「ベアトリス・オブ・ヨーク王女」と「ユージェニー・オブ・ヨーク王女」という称号であった。

「ワーキング・ロイヤル」ではないが、自らの仕事と並行して数多くの慈善活動に従事。

15位 サセックス公ヘンリー王子

TOBY MELVILLE-REUTERS

子どもの頃から「やんちゃ」で知られたが、結婚で落ち着くと見られていた。しかし、王室離脱でアメリカ移住、暴露本の刊行など妻メーガン妃とともにゴシップをにぎわせている。

16位 アレクサンドラ王女

POOL New-REUTERS

アレクサンドラ王女は、ジョージ5世の四男ケント公爵ジョージ王子の長女。かつて「アレクサンドラ・オブ・ケント王女」と呼ばれていたが、1963年にスコットランド貴族のアンガス・オギルヴィー卿と結婚し、「オギルヴィ令夫人(The Hon. Lady Ogilvy)」の称号となった。

アレクサンドラ王女は、兄のケント公エドワード王子とともに多くの団体のパトロンをつとめるなど公務に熱心な王女としても有名。従姉のエリザベス女王が絶大な信頼を寄せたプリンセスとしても知られる。

17位 サセックス公爵夫人メーガン妃

Phil Noble-REUTERS

2018年5月にヘンリー王子と結婚したメーガン妃は「サセックス公爵夫人」の称号を授けられた。2020年に「ワーキング・ロイヤル」を辞任し、アメリカに移住したが、現在も称号に変更はない。

18位 レディ・マーガリータ・アームストロング=ジョーンズ

Gareth Cattermole/Pool via REUTERS

エリザベス女王の妹マーガレット王女の孫娘で、スノードン伯爵デイヴィッド・アームストロング=ジョーンズの娘。マーガレット王女の逝去の3カ月後である2002年5月に誕生。

19位 グロスター公爵夫人バージット妃

POOL New-REUTERS

デンマーク出身のグロスター公爵夫人バージット妃は、1972年にエリザベス女王の従弟グロスター公爵リチャード王子と結婚。

長年、エリザベス女王の補佐役を務めた夫リチャード王子とともに王室の代表として多くの公務を引き受け、現在もケンジントン宮殿で暮らしている。

20位 グロスター公リチャード王子

Chris Jackson/Pool via REUTERS

エリザベス女王の従弟でジョージ5世の最年少の孫。エリザベス女王の補佐役として長年活躍し、現役もワーキングロイヤルとして妻バージット妃と多くの公務に励んでいる。

21位 ヨーク公アンドルー王子

Chris Jackson/Pool via REUTERS

エリザベス女王の次男。2022年、数々のスキャンダルが原因で公務から引退している。

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