シャノン・パワー
<テイラー・スウィフトのダンススキルはたびたび話題になっており、彼女自身も「振り付けを覚えるのは得意ではない」などとインタビューに答えている>
テイラー・スウィフトはダンスが下手だと批判したネットユーザーに対し、スウィフトのファンから反論が殺到している。批判した人物はスウィフトが実際にダンスをしている場面を捉えた動画を投稿して「こんなにダンスが下手だとは」としたが、ダンスの専門家からは「これも彼女の強みのひとつだ」と反論している。
■【動画】テイラー・スウィフトの「ダンスが下手すぎる!」と投稿された動画が話題...「これこそ彼女の魅力」の声も
Xのあるユーザーは、記録づくしの「エラズ・ツアー」でスウィフトがダンスをする映像を投稿。スウィフトは歌いながら髪の毛を振り乱し、ぎこちない様子でクルクルと腰を回している。この映像は拡散され、記事執筆時点で1680万回再生されている。
投稿者は、「テイラー・スウィフトがこんなにダンスが下手だとは知らなかった...」と書いた。
これに対し、ラッパーのアジーリア・バンクスをはじめとする多くのファンがスウィフトを擁護し、彼女が長年にわたりダンススキルについて批判を受けてきたと指摘した。
バンクスは、スウィフトがダンスについて語った動画をリポストし、スウィフトが「シェイク・イット・オフ」のミュージックビデオでさまざまなダンススタイルに挑戦することで、批判に対処したと説明した。「テイラー・スウィフトの曲の中で私がこの曲が一番好きなのは、これが理由かも? 私もダンスが下手。この曲大好き」とバンクスは投稿した。
別のXのユーザーも、「テイラーがぎこちなくダンスをするミュージックビデオを作り、10年経った今でもみんながそれをネタにするのは笑える」とスウィフトを擁護した。
不完全なダンスこそがテイラーの強み
スウィフトはこれまで何度も自分のダンスについて語っており、2023年にはタイム誌にと明かしている。
ダンス評論家のブライアン・サイバートは、2023年にニューヨーク・タイムズ紙でスウィフトのダンスを分析し、エラズ・ツアーの振り付けは「彼女のシンプルな動きを最大限に活かしている」と指摘している。「ダンスとしてはシンプルで独創的ではないが、非常に効果的だ」とはサイバートは書いている。
「スウィフトはダンスをするポップ界のスーパースターだが、ダンスで知られているわけではない。多くのファンも、この点において彼女はビヨンセでもブリトニー・スピアーズでもないことを認めるだろう。どれだけ努力しても、彼女は少し硬くてぎこちないのだ。しかし、それでも3時間半を超えるパフォーマンスにおいて、ボディランゲージは非常に重要である」
サイバートはさらに、スウィフトのダンスは正確ではないかもしれないが、「ファンはそれでも彼女を愛している」ため、問題ではないと指摘している。「この不完全なダンスこそが、彼女の親しみやすい普通の女性というイメージの一部になっているのだろう。それが彼女をより身近に感じさせるのだ」
スウィフトは、5大陸149公演を行ったエラズ・ツアーを12月に締めくくった。史上最高の興行収入を記録したこのツアーは、スウィフトの20年のキャリアを振り返るもので、3時間半に及ぶ公演ではスウィフトの音楽が時代ごとに区切られていた。
<テイラー・スウィフトのダンススキルはたびたび話題になっており、彼女自身も「振り付けを覚えるのは得意ではない」などとインタビューに答えている>
テイラー・スウィフトはダンスが下手だと批判したネットユーザーに対し、スウィフトのファンから反論が殺到している。批判した人物はスウィフトが実際にダンスをしている場面を捉えた動画を投稿して「こんなにダンスが下手だとは」としたが、ダンスの専門家からは「これも彼女の強みのひとつだ」と反論している。
■【動画】テイラー・スウィフトの「ダンスが下手すぎる!」と投稿された動画が話題...「これこそ彼女の魅力」の声も
Xのあるユーザーは、記録づくしの「エラズ・ツアー」でスウィフトがダンスをする映像を投稿。スウィフトは歌いながら髪の毛を振り乱し、ぎこちない様子でクルクルと腰を回している。この映像は拡散され、記事執筆時点で1680万回再生されている。
投稿者は、「テイラー・スウィフトがこんなにダンスが下手だとは知らなかった...」と書いた。
これに対し、ラッパーのアジーリア・バンクスをはじめとする多くのファンがスウィフトを擁護し、彼女が長年にわたりダンススキルについて批判を受けてきたと指摘した。
バンクスは、スウィフトがダンスについて語った動画をリポストし、スウィフトが「シェイク・イット・オフ」のミュージックビデオでさまざまなダンススタイルに挑戦することで、批判に対処したと説明した。「テイラー・スウィフトの曲の中で私がこの曲が一番好きなのは、これが理由かも? 私もダンスが下手。この曲大好き」とバンクスは投稿した。
別のXのユーザーも、「テイラーがぎこちなくダンスをするミュージックビデオを作り、10年経った今でもみんながそれをネタにするのは笑える」とスウィフトを擁護した。
不完全なダンスこそがテイラーの強み
スウィフトはこれまで何度も自分のダンスについて語っており、2023年にはタイム誌にと明かしている。
ダンス評論家のブライアン・サイバートは、2023年にニューヨーク・タイムズ紙でスウィフトのダンスを分析し、エラズ・ツアーの振り付けは「彼女のシンプルな動きを最大限に活かしている」と指摘している。「ダンスとしてはシンプルで独創的ではないが、非常に効果的だ」とはサイバートは書いている。
「スウィフトはダンスをするポップ界のスーパースターだが、ダンスで知られているわけではない。多くのファンも、この点において彼女はビヨンセでもブリトニー・スピアーズでもないことを認めるだろう。どれだけ努力しても、彼女は少し硬くてぎこちないのだ。しかし、それでも3時間半を超えるパフォーマンスにおいて、ボディランゲージは非常に重要である」
サイバートはさらに、スウィフトのダンスは正確ではないかもしれないが、「ファンはそれでも彼女を愛している」ため、問題ではないと指摘している。「この不完全なダンスこそが、彼女の親しみやすい普通の女性というイメージの一部になっているのだろう。それが彼女をより身近に感じさせるのだ」
スウィフトは、5大陸149公演を行ったエラズ・ツアーを12月に締めくくった。史上最高の興行収入を記録したこのツアーは、スウィフトの20年のキャリアを振り返るもので、3時間半に及ぶ公演ではスウィフトの音楽が時代ごとに区切られていた。