レイチェル・ドブキン
<ドナルド・トランプ大統領の就任式で、ジョー・バイデン前大統領が目を閉じていた様子をとらえた映像が公開され、インターネット上で議論が巻き起こっている>
1月20日におこなわれたドナルド・トランプ大統領の就任式で、ジョー・バイデン前大統領がしばらくのあいだ目を閉じていたことをきっかけに、インターネット上の一部では、式典中にバイデン氏が居眠りをしていたとする説が浮上している。
【動画】「バイデン...寝てる?」トランプ就任式で居眠りか
トランプ氏はバイデン氏を「スリーピー・ジョー」呼ばわり
2024年の大統領選挙中、バイデン氏の心身の健康について疑問が呈された。また、程度はそれほどではないが、トランプ氏についても同様の疑問が出ていた。2024年夏に行われたトランプ氏との討論では、ときおりモデレーターの質問にちぐはぐな回答をするなど惨憺たる結果に終わった結果、バイデン氏は討論後に大統領選から撤退し、カマラ・ハリス前副大統領の支持に回った。民主党のハリス氏は、最終的に共和党のトランプ氏に敗れた。トランプ氏は、バイデン氏を「スリーピー・ジョー」と呼んで、たびたび批判していた。
【動画】「バイデン...寝てる?」トランプ就任式で居眠りか
ネブラスカ州選出の上院議員で大統領就任式委員会のメンバーでもある共和党のデブ・フィッシャー氏が、トランプ氏の就任宣誓に先立ってスピーチをしていた時に、バイデン氏が目を閉じているところが動画にとらえられた。バイデン氏は、連邦議会議事堂にしつらえられた演壇のすぐ横に座っており、ロタンダ(円形大広間)に座る出席者たちと向きあうかたちだった。
Biden Caught Sleeping At Inauguration.Sleepy Joe Rears His Head For One Last Time.Live Inaguration Coverage Here:https://t.co/8B8Q4Z3IIP pic.twitter.com/1QDQIF1XzB— Alex Jones (@RealAlexJones) January 20, 2025
目を閉じている時間はおよそ20秒だけだったため、バイデン氏が実際に眠っていたかどうかは定かではない。だが、式典中にバイデン氏が居眠りをしていたか否かをめぐり、インターネット上では憶測が飛び交った。
親トランプの保守派で、誤情報を広めてきた前歴のある政治コメンテーターのアレックス・ジョーンズ氏は、20日にX(旧ツイッター)にこう投稿した。
「就任式に居眠りしているところを見つかったバイデン。最後にもう一度、スリーピー・ジョーが話題になった」
やはりトランプ支持者で、「情報戦争会社」ワールドスタート社長のジム・ハンソン氏は、Xにこう書いた。
「バイデンがもう居眠りしている!神様ありがとう。あと何分かしたら、わが国は救済される」
保守派のコメンテーターでトランプ支持者のエリン・ウェクスラー氏は、Xでこうコメントした。
「ジョー・バイデンは式典のあいだ、ずっと眠っているつもりだろうか?」
100近い大統領令に署名
トランプ氏は、20日の就任演説で次のように話した。「われわれは勇敢に立ち、誇り高く生き、大胆に夢を見る。何者にも邪魔されない。なぜならわれわれは米国人なのだから。われわれとわが国の黄金時代の未来は、今始まったばかりだ」
バイデン氏は20日、Xで次のように述べた。「米国のみなさん、あなたがたに奉仕できたことは生涯の名誉だ」
トランプ氏は20日、みずからの掲げる新政策を実行するために、100近い大統領令に署名する見込みだ。そのなかには、米国・メキシコ国境の閉鎖、ロシア・ウクライナ戦争の終結、バイデン政権時代の気候政策の撤回、2021年1月6日の議事堂襲撃に関与した受刑者に対する恩赦などが含まれる。
また、大統領就任初日に、2つの重要な地名を変更する大統領令にも署名する計画だ。メキシコ湾はアメリカ湾に改名される予定だ。また、北米最高峰の呼称については、2015年以来使われていた、先住民の名前に基づく名前「デナリ山」を、1897年に連邦政府によって与えられた名前である「マッキンリー山」(当時の大統領にちなんだ名前)に戻す。
(翻訳:ガリレオ)
<ドナルド・トランプ大統領の就任式で、ジョー・バイデン前大統領が目を閉じていた様子をとらえた映像が公開され、インターネット上で議論が巻き起こっている>
1月20日におこなわれたドナルド・トランプ大統領の就任式で、ジョー・バイデン前大統領がしばらくのあいだ目を閉じていたことをきっかけに、インターネット上の一部では、式典中にバイデン氏が居眠りをしていたとする説が浮上している。
【動画】「バイデン...寝てる?」トランプ就任式で居眠りか
トランプ氏はバイデン氏を「スリーピー・ジョー」呼ばわり
2024年の大統領選挙中、バイデン氏の心身の健康について疑問が呈された。また、程度はそれほどではないが、トランプ氏についても同様の疑問が出ていた。2024年夏に行われたトランプ氏との討論では、ときおりモデレーターの質問にちぐはぐな回答をするなど惨憺たる結果に終わった結果、バイデン氏は討論後に大統領選から撤退し、カマラ・ハリス前副大統領の支持に回った。民主党のハリス氏は、最終的に共和党のトランプ氏に敗れた。トランプ氏は、バイデン氏を「スリーピー・ジョー」と呼んで、たびたび批判していた。
【動画】「バイデン...寝てる?」トランプ就任式で居眠りか
ネブラスカ州選出の上院議員で大統領就任式委員会のメンバーでもある共和党のデブ・フィッシャー氏が、トランプ氏の就任宣誓に先立ってスピーチをしていた時に、バイデン氏が目を閉じているところが動画にとらえられた。バイデン氏は、連邦議会議事堂にしつらえられた演壇のすぐ横に座っており、ロタンダ(円形大広間)に座る出席者たちと向きあうかたちだった。
Biden Caught Sleeping At Inauguration.Sleepy Joe Rears His Head For One Last Time.Live Inaguration Coverage Here:https://t.co/8B8Q4Z3IIP pic.twitter.com/1QDQIF1XzB— Alex Jones (@RealAlexJones) January 20, 2025
目を閉じている時間はおよそ20秒だけだったため、バイデン氏が実際に眠っていたかどうかは定かではない。だが、式典中にバイデン氏が居眠りをしていたか否かをめぐり、インターネット上では憶測が飛び交った。
親トランプの保守派で、誤情報を広めてきた前歴のある政治コメンテーターのアレックス・ジョーンズ氏は、20日にX(旧ツイッター)にこう投稿した。
「就任式に居眠りしているところを見つかったバイデン。最後にもう一度、スリーピー・ジョーが話題になった」
やはりトランプ支持者で、「情報戦争会社」ワールドスタート社長のジム・ハンソン氏は、Xにこう書いた。
「バイデンがもう居眠りしている!神様ありがとう。あと何分かしたら、わが国は救済される」
保守派のコメンテーターでトランプ支持者のエリン・ウェクスラー氏は、Xでこうコメントした。
「ジョー・バイデンは式典のあいだ、ずっと眠っているつもりだろうか?」
100近い大統領令に署名
トランプ氏は、20日の就任演説で次のように話した。「われわれは勇敢に立ち、誇り高く生き、大胆に夢を見る。何者にも邪魔されない。なぜならわれわれは米国人なのだから。われわれとわが国の黄金時代の未来は、今始まったばかりだ」
バイデン氏は20日、Xで次のように述べた。「米国のみなさん、あなたがたに奉仕できたことは生涯の名誉だ」
トランプ氏は20日、みずからの掲げる新政策を実行するために、100近い大統領令に署名する見込みだ。そのなかには、米国・メキシコ国境の閉鎖、ロシア・ウクライナ戦争の終結、バイデン政権時代の気候政策の撤回、2021年1月6日の議事堂襲撃に関与した受刑者に対する恩赦などが含まれる。
また、大統領就任初日に、2つの重要な地名を変更する大統領令にも署名する計画だ。メキシコ湾はアメリカ湾に改名される予定だ。また、北米最高峰の呼称については、2015年以来使われていた、先住民の名前に基づく名前「デナリ山」を、1897年に連邦政府によって与えられた名前である「マッキンリー山」(当時の大統領にちなんだ名前)に戻す。
(翻訳:ガリレオ)