Infoseek 楽天

「誕生日には何がいい?」幼少期のバロン・トランプ氏、母との懐かし映像が話題沸騰

ニューズウィーク日本版 2025年1月30日 13時10分

ライアン・スミス
<まだ3歳になる前のバロン・トランプ氏が母メラニア氏と交わした無邪気な会話。その微笑ましい動画がXに投稿され、多くの人々の関心を引いている>

ドラムが大好きだった幼少期のバロン・トランプ氏が母親と会話する動画が投稿され、SNSが盛り上がっている。

バロン氏(18)はドナルド・トランプ大統領の5人の子供の末っ子で、妻メラニア・トランプとの間の唯一の子供。1期目のトランプ大統領の在任中はほとんどスポットを浴びることはなかったが、この数カ月の間に、特に直近の大統領選挙で注目が高まった。

バロン氏は昨年7月、父の選挙集会に登場してスタンディングオベーションを巻き起こした。元首席補佐官のミック・マルバニー氏は翌月、ドナルド・トランプ氏が若い有権者の支持を獲得するため末っ子にアドバイスを求めたと語った。

1月20日に開かれたトランプ大統領就任式の直後、幼い頃のバロン氏がニューヨーク市の玩具店FAOシュワルツで開かれた第18回バニーホップに参加して母親と話す2009年3月3日の動画がXに投稿された。

動画の中で母親のメラニア氏は「ドラムが欲しい? 誕生日には何がいい?」と息子に尋ねている。

「あのテレビのドラムがいい」と答えるバロン氏の口調はスロベニア生まれの母親にそっくり。この時のバロン氏はあと数日で3歳になるところだった。

This video is so cute. pic.twitter.com/4YccXfXawI— Cassandra MacDonald (@CassandraRules) January 22, 2025

「テレビに映ってるみたいな? あの大きいの?」と問いかける母親に、「うん」と元気良く答えるバロン氏。

メラニア氏がマイクに向かって「この子はドラム演奏が大好きなの。だからきっと誕生日にはそのプレゼントがもらえるかも」と説明すると、バロン氏が「ううん、あのテレビみたいなの」と割り込む。

未来の大統領夫人は「ああ、あの大きいのね、OK」と言ってほほ笑んだ。

編集済みの動画には、母親に溺愛されたバロン氏が大きなトラの縫いぐるみにまたがったり、ずっしりとしたゴールドの腕時計を腕にはめたりする姿も映っていた。

動画はもともと昨年11月にTikTokに投稿されたものだった。Xで共有したユーザーは「この動画、可愛すぎ」とコメントしている。

本稿掲載時までに動画の再生数は100万回を超えていた。本誌は電子メール経由でメラニア氏の広報担当者にコメントを求めている。

昨年8月には、幼い頃のバロン氏が「スロベニア訛り」で話す動画がSNSで話題になった。こちらはトランプ夫妻がCNNの番組「ラリー・キング・ライブ」に出演した時の動画だった。

I LIKE MY SUITCASE' - Barron Trump's Slovenian accent videos go viral after his dad's big win! pic.twitter.com/pq1iySk37x— Sherlock Holmes (@thesherlock__) November 25, 2024

ニューヨーク市生まれのバロン氏は、母親から「ハイ、ラリー」と挨拶するよう促され、カメラに向かって元気に手を振ってから、両親に見守られて父親のオフィスを跳ね回る。

「スーツケースが好き」と言ってスーツケースを手に持ちながら、「もう学校へ行かなきゃいけない?」と尋ねるバロン氏に、メラニア氏は「そうね、ランチを食べてから学校へ行きましょう」と応じた。メラニア氏は1996年にアメリカに移住して、2005年にトランプと結婚した。

開いたスーツケースの前に膝をつくバロン氏に向かって父親は言う。「もう読み書きも算数もできるな」

バロン氏はフロリダ州ウェストパームビーチのオクスブリッジ・アカデミーを卒業し、ニューヨーク大学スターン・ビジネス校の1年生になった。

12月6日にFOXニュースの番組「FOX&フレンズ」に出演したメラニア氏は、息子について「普通の学生になれるとは思わない。大学での経験は、ほかの子たちと全然違うから」と語り、「彼はとても強くて、自分がほかの子たちとは違う立場にいることを分かっている」と説明。「彼のことをとても誇りに思う。彼の知識も、政治のことも、父親にアドバイスしていることも」と言い添えた。

(翻訳:鈴木聖子)

【随時更新】トランプ政権の最新ニュース・ニューズウィーク独自分析・解説


この記事の関連ニュース