新潟県柏崎市は、能登半島地震で被災した石川県志賀町への災害支援寄付金となる「ふるさと納税」を志賀町の代理として受け付ける業務を始めた。経費を差し引いた金額を志賀町に送金する。寄付者への受領証明書の発送など志賀町職員の負担軽減を図りたい考えだ。
* [被災地復旧へふるさと納税で後押し、村上市や三条市など全国で事務代理](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/348349)
志賀町に北陸電力志賀原発が立地していることから、新潟県柏崎市とはともに原発立地地域という縁がある。地震発生後に柏崎市の桜井雅浩市長が、志賀町の稲岡健太郎町長に支援を申し出て、志賀町側からふるさと納税の代理受け付けの依頼があった。
支援金となる志賀町へのふるさと納税は、ポータルサイト「ふるさとチョイス」災害支援窓口から申し込むことができる。クレジットカード決済で2000円以上から受け付ける。災害支援のため、返礼品はない。受付期間は3月31日まで。
問い合わせは柏崎市元気発信課、0257(47)7333。