[新発田中央2-1巻]新発田中央は右翼手、指田七星の積極的なプレーが光った。二回2死満塁のピンチで、右前への安打性の打球を素早く一塁に送球。打者走者をアウトにする「ライトゴロ」で切り抜け、チームに勢いをもたらした。
三塁まで進んだ四回の攻撃では、味方の飛球を二塁手が下がりながら捕るのを確認。すかさずタッチアップして先制のホームを踏んだ。「きわどいタイミングだったが、思い切って走った」
チームの盛り上げ役として、まさに面目躍如。ただし「最後の打席は見逃し三振だった」と悔しさも見せた。
◆帝京長岡・先発土居和太郎、味方の大量得点も冷静に「自分のやれることを」
[帝京長岡14-0加茂農林・長岡農業・三条商業・分水・正徳館・栃尾]帝京長岡は15安打14得点の七回コールド勝ち。打線が爆発した一方、先発投手の土居和太郎も6校連合チームを無失点に抑え、起用に応えた。
初戦に続き、先発マウンドを託された2年生の土居。前半はストレートで押し、後半は変化球を織り交ぜた。味方の大量得点にも「点差が離れても自分のやれることをやる」と冷静だった。
チームは夏に向け、主戦の茨木佑太に続く投手の成長が求められる。芝草宇宙監督は「土居はスリーボールになってからの粘りが成長した」と評価した。
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