[関根学園2-1新潟産大付]関根学園は捕手の西戸航希が好送球と打撃で魅せた。五回、二塁走者をけん制でアウトにすると、同じ回の打席では三塁打を放ち、勝利に結び付けた。
走力が持ち味の新潟産大付。走者への警戒は常に怠らなかった。正捕手として起用されているからには「期待に応えたい」と奮起し、五回は鋭い送球で二塁走者を刺した。
「刺せて気持ちが楽になり、自信が持てた」という直後の攻撃では、左翼手の頭上を越える三塁打。その後の味方のスクイズでホームに突っ込み、貴重な2点目を挙げた。
◆中越のエース高橋駿臥、次戦へ「もう一段階ギア上げる」
[中越8-1長岡工業]中越のエース高橋駿臥は4回被安打5、1失点で降板した。U-18(18歳以下)高校日本代表候補の強化合宿に選ばれた右腕は、急速よりも制球を意識し「調子が良くない中でもコースに決められたことは良かった」と振り返った。
二回1死から連打を浴び、自身の犠打野選で失点した。だがその後はギアを上げ、連続三振で切り抜けた。
4回戦の相手は開志学園。新潟明訓との3回戦で15点を挙げたチームに対し「もう一段階ギアを上げないと勝てない」と気を引き締めた。
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