バスケットボール女子Wリーグ2部の新潟アルビレックスBBラビッツは5月31日、センターの矢野祐未(27)の退団を発表した。アランマーレに移籍する。
埼玉県出身で2021年から3季プレーした。矢野はクラブを通じ、「新潟でバスケができて本当に良かった。もっと成長できるよう、再出発したい」とコメントした。
▽矢野祐未選手のコメント
日頃よりたくさんのご支援、ご声援をありがとうございます。この度、新潟アルビレックスBBラビッツを退団することを決意いたしました。3年前、動けるうちにもっとバスケがしたい!高いレベルで戦いたい!と強く思い決心し、大滝前ヘッドコーチに、そしてこの新潟に迎え入れていただきました。
私たちは日中に仕事をしながらの活動でしたが、私にとってはバスケットをできる時間が増え、もちろん悔しい思いや悩むこともありましたが、充実感でいっぱいの毎日でした。シーズン中もレベルの高い相手と戦うことができ、楽しくて悔しくて…戦った時はとにかく嬉しかったです。その喜びをチームやブースターの皆さんと分かち合えたことも本当に最高でした。私はこの3年間、新潟でバスケットができて本当に良かったと思っていますし、シーズン毎にメンバーが変わりますが、どの年もみんなとするバスケットがやっぱり楽しかったです。
どんな時でも応援し続けてくださるブースターの皆さま、職場の方々、スポンサーの方々、共に戦ったヘッドコーチ、スタッフ、チームメイトには感謝してもしきれない思いです。新潟が、そしてラビッツに関わる全ての方々が大好きです。色々な想いはありますが、覚悟をもって限りあるバスケット人生を楽しめるように、もっと成長できるように、初心に戻るという意味でも「再出発」したいと思います。
ひとつ、特に最後の年は皆さんに謝りたいと思っていたことがありました。プレータイムをたくさんもらっていたのに、皆さんに試合を観ていて楽しいな、面白いなと思ってもらえるような良い試合や勝ち試合を見せることができず、本当にすみませんでした。目を背けたくなるような結果があっても折れずにまた前を向いて頑張ることができたのは、チームのみんながいたことと、ずっと応援してくださった皆さんの存在です。本当にありがとうございました。
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