首相経験者や軍人ら著名人直筆の書が6月8、9の両日、新潟県長岡市栖吉町の栖吉町集落センターで展示される。書は額に納めて栖吉神社に奉納された物で、町内の六つの神社が合併し栖吉神社となってから来年100年を迎えるのを記念し、神社と町内会が公開する。
書の多くは、吉田茂元首相ら政界の著名人と親交のあった神社役員の男性(故人)が昭和時代に奉納した。公開は令和への改元を記念した2019年以来2回目。
伊藤博文が書いた「鉄石」、山本五十六の「剛健質実」、田中角栄の「明朗闊達」など約50点がある。ただ、保存状態が悪く傷みがあり、展示できない書もあるという。
午前9時〜午後5時(9日は午後3時まで)。