他人に利用させる目的で預貯金口座を開設し、何者かにキャッシュカードを譲り渡して口座の情報を提供したなどとして、新潟西署は6月6日、詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで、新潟市西区の自営業の男(28)を再逮捕した。
逮捕容疑は2023年9月下旬、他人に使わせる目的で自分名義の口座をネットで開設して金融機関からキャッシュカード1枚などをだまし取り、同10月上旬には、何者かにキャッシュカード1枚などを譲り渡して暗証番号を伝え、預貯金の払い出しに必要な情報を提供した疑い。
新潟西署によると、口座は実際に何者かに使われ、既に凍結されており、特殊詐欺事件に使われた可能性もあるとみて捜査している。
男は5月27日にも、犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されている。