能登半島地震による新潟県内の住宅被害は、県のまとめによると、6月10日時点で2万679棟となった。県内全体で全壊106棟、半壊3721棟、一部破損1万6838棟。新潟市が10日から、住宅の被害棟数などの発表方法を見直したことに伴い、棟数が変動した。
新潟市では1万4623棟の被害が確認され、全壊97棟、半壊3611棟、一部破損1万915棟。市に寄せられた罹災（りさい）証明書の申請件数は1万7680件で、このうち交付したのは1万6167件。
新潟市は被害棟数について、被災直後に行った応急的な調査結果を基に発表していたが、罹災証明書の発行内容に合わせたものに変更した。罹災証明書の発行状況の発表方法も一部見直す。また、発表も平日毎日ではなく、毎週月・木曜日の週2回に変える。