定額減税の還付金名目で詐欺被害に遭いかけたと、新潟県魚沼市の60代女性が6月25日までに小出署に届け出た。署は詐欺未遂事件として調べている。
小出署によると、6月24日午後4時ごろ、女性宅に税務署職員を名乗る男性から「定額減税を受け取れる書類を送付した。支払期限が近づいているので払い戻し手続きをする」などと電話があった。女性は指定した金融機関から男に電話し、相手に言われるがままにATMを操作した。
ATMにエラーが表示されたため、女性は再度電話をすると「自宅に戻って待っていてください」などと言われた。不審に思い、別の金融機関に相談したところ、詐欺ではないかと言われ、警察に相談した。