新潟県警糸魚川署は7月12日、糸魚川市の70代女性が交流サイト(SNS)を通じて投資に勧誘され、現金計100万円をだまし取られる被害があったと発表した。糸魚川署は、SNS型投資詐欺とみている。
糸魚川署によると、女性が4月中旬にスマートフォンで投資関係の検索をしていたところ、著名人を名乗るサイトを見つけた。閲覧中に別のSNSに誘導され、著名人の関係者をかたる複数の人物から「投資すれば必ずもうかる」などのメッセージが届き、信用した女性は指定された専用のアプリをインストールし、女性の家族が6月、糸魚川市内の金融機関から2回にわたって現金計100万円を送金した。
送金を不審に思った家族が6月下旬に糸魚川署へ相談し、詐欺だと気付いた。