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「サイト料金未納で裁判になっている」「あなたのスマホが原因でウイルス被害が出ている」などと電話 新潟県聖籠町の40代女性が計130万円詐欺被害

新潟日報 2024年7月26日 7時10分

 架空の未納料金などの名目で計130万円をだまし取られたとして、新潟県聖籠町の40代女性が7月24日、新潟北署に被害を届け出た。署は特殊詐欺事件とみて捜査している。

 新潟北署によると、6月4日、女性の携帯電話に通信事業者を名乗る男から着信があり「サイト料金未納で裁判になっている。30万円払わないと身柄を拘束される」などと言われた。女性は指定された口座に30万円を振り込んだ。

 その後、「個人情報保護委員会」などを名乗る男から電話で、「あなたのスマートフォンが原因でウイルス被害が出ている」「賠償金の支払いを保険で行うので加入費用が必要」などと要求され、女性は6月7日までに2回にわたって計100万円をだまし取られた。

 また、女性は「保証協会」を名乗る男から「賠償金の支払いのため融資するので、電子マネーカードを購入してほしい」などと言われ、女性の口座に振り込まれた30万円でカードを購入し、コードを相手に伝えていた。女性は詐欺の資金洗浄に知らずに協力させられていたとみられる。

 7月1日、不審な動きがあるとして金融機関から女性に確認があり、被害に気づいた。

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