17世紀のオランダの画家、フェルメールの作品を楽しめるイベント「アートラクションミュージアム フェルメール」が8月3日、新潟日報メディアシップ(新潟市中央区)で開幕した。初日から多くの家族連れらが訪れ、歓声を上げていた。
新潟日報社の主催。2階日報ホールなどに、七つのコンテンツが用意された。代表作の「真珠の耳飾りの少女」の2メートルを超える造形を中心に据え、プロジェクションマッピングを施した映像インスタレーション作品の前では、来場者は、絵の中に入り込んだような不思議な感覚を楽しんでいた。復元作品8点を展示したスペースや、「真珠の耳飾りの少女」と同じ衣装を着て額の中で記念撮影できるスポットも人気だった。
新潟市西蒲区の女児(8)は「塗り絵をしたフェルメールの絵の人物がスクリーンの上でダンスを踊り、とても楽しかった」と笑顔で話していた。
8月22日まで。午前10時〜午後5時。入場料は、平日が子ども(3歳〜小学生)600円、大人(中学生以上)800円。土日とお盆期間(12〜15日)は子ども800円、大人1000円。「夕方割」(午後3時以降入場)は子ども、大人ともに500円。