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[高校野球・夏の甲子園2024]新潟産大付、初戦は2017年優勝校・花咲徳栄(埼玉県代表) “機動力野球”見せつけてやれ! 8月9日午前8時プレイボール

新潟日報 2024年8月4日 18時10分

 第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕・甲子園球場)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、新潟県代表の新潟産大付は大会3日目の9日、第1試合(午前8時試合開始)で埼玉県代表の花咲徳栄と1回戦を戦うことが決まった。 

* [新潟産大付関係の組み合わせ表はこちら](https://www.niigata-nippo.co.jp/feature/hsbb-tournament/1045) * [-恩師に恩返しを-新潟産大付・長坂コーチ、中学時に吉野監督に師事](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/452587) * [伝説の日本文理準優勝メンバー高橋隼之介さん、新潟産大付に勝ち方伝授](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/452419) * [新潟産大付ナインが大阪入り](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/451388) * [新潟産大付、ベンチ入りメンバー20人を発表](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/448328)

 初出場の新潟産大付は、機動力を効果的に使ってつながりを生み出す打線を武器に、初戦突破を狙う。花咲徳栄は5年ぶり8回目の出場で、2017年に優勝している。今年のチームは長打力に優れ、秋、春の県大会も優勝している。新潟県代表が夏の甲子園で花咲徳栄と対戦するのは初めて。

 夏の甲子園で新潟県代表は、17年に日本文理が勝利して以降、初戦敗退が続いている。新潟産大付の平野翔太主将は「どこが相手でも戦い方は変わらない。今までやってきた機動力の野球で挑みたい」と意気込んだ。

 今春の選抜大会を制して、史上8校目(9度目)の春夏連覇が懸かる健大高崎(群馬)は初日の第2試合の1回戦で英明(香川)と対戦することが決まった。

 開会式後の開幕試合は有田工(佐賀)-滋賀学園。第2日の第1試合では、大阪桐蔭と興南(沖縄)の春夏連覇経験校が対戦。選抜大会準優勝の報徳学園(兵庫)は第5日の第3試合で32年ぶり出場の大社(島根)と顔を合わせる。

 30度目出場の早実(西東京)は鳴門渦潮(徳島)、東海大相模(神奈川)は富山商、神村学園(鹿児島)は木更津総合(千葉)とそれぞれ初戦。大会初出場は5校で、そのうち石橋(栃木)と聖和学園(宮城)が初戦で対戦する。開会式の選手宣誓は希望した主将がくじを引き、智弁和歌山の辻旭陽主将に決まった。

 1〜3回戦の組み合わせが決まり、準々決勝、準決勝の組み合わせ抽選は、進出チームの主将が各試合終了後にくじを引いて行う。

 大会は休養日3日を含む17日間の日程で開催され、決勝は8月23日の予定。今大会は暑熱対策として、第1日から第3日の1日3試合の日に試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」を導入する。

◆有名校との対戦、新潟産大付ナイン「幸せ」

 新潟産大付の対戦相手が埼玉県代表の花咲徳栄に決まり、新潟産大付の主将平野翔太は「しつこく戦って、チャンスで一気に爆発し勝利したい」と闘志を燃やした。

 予備抽選により、参加校49校中、23番目にくじを引いた。平野は緊張した面持ちで、順番を待った。くじを引いた後に対戦校が決まると破顔し、抽選を見ていたチームメートに目線を移した。

 花咲徳栄は5年ぶり8回目の出場で、2017年大会の王者だ。現チームは秋、春の県大会も制覇。中軸に座る石塚裕惺らは長打力に優れ、投手陣は球威がある。新潟産大付の吉野公浩監督は「攻め方が単調ではなく、試合巧者だ」と印象を語った。

 平野は「有名な高校とやれることになり幸せだ」とした上で、「花咲徳栄に勝てれば、新潟大会のように勢いづいていける」と力を込めた。 

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