架空の料金請求で現金29万3千円をだまし取られたとして、新潟県村上市の70代男性が8月14日までに村上署に被害を届け出た。署は特殊詐欺事件とみて調べている。
村上署によると、8月7日に男性の携帯電話に複数の不在着信があり、かけ直したところ、通信事業者を名乗る男から「使っている携帯電話がウイルスに感染している」「修理代金を支払わないと訴訟を起こす」などと告げられた。男性は男から指定された口座に現金を振り込んだ。
その後もこの男がさらに現金を要求してきたため、不審に思った男性が村上署に相談し被害に気付いた。