パソコンのウイルス除去名目で電子マネー210万円分をだまし取られたとして、新潟県妙高市の50代男性が9月15日までに、県警妙高署に被害を届け出た。妙高署は特殊詐欺事件とみて調べている。
妙高署によると、男性は14日、自宅のパソコンで動画を視聴後、画面にウイルス感染の警告と電話番号が表示されたことから記載の番号に電話した。片言の日本語を話す男に「ウイルス削除の手続きに10万円かかる」などと要求され、男性は指示通りにコンビニ5店舗で8回にわたり電子マネー計210万円分を購入。コード番号をパソコンに入力してだまし取られた。最後の入力時に不審に思った男性が親族に相談し、親族が妙高署に通報した。