マッチングアプリを通じて知り合った人物に暗号資産の取引名目で金をだまし取られたとして、新潟県燕市の50代男性が10月7日までに、新潟県警燕署に被害届を出した。同署は交流サイト(SNS)を使ったロマンス詐欺とみて調べている。
燕署によると、男性は2024年5月、マッチングアプリを通じて女性を名乗る人物と知り合い、SNSでやりとりする中で暗号資産の取引を勧められた。男性は現金を暗号資産に換え、7月までに指定先へ11回送金し、計266万円をだまし取られた。
男性は現金化しようとしたが、引き出せなかったため被害に気付いた。