この冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、上越地域は大雪となり、2月5日午前4時までの24時間降雪量が上越市安塚で2月の観測史上最大の99センチ、上越市高田で56センチを記録した。
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新潟地方気象台によると5日正午時点の積雪は上越市安塚で196センチ、妙高市関山で178センチ、上越市高田と糸魚川市能生で59センチだった。
上越市内では断続的に雪が降り、各地で除雪車が出動。安塚区では住民が屋根の雪下ろしや自宅前の除雪作業に追われていた。安塚区の主婦(86)は「ひと晩で風景が変わるほど降り積もっていて驚いた。雪国なので仕方ないが、一人暮らしなので、この後もどれだけ雪が積もるか心配だ」と話した。
上越市教育委員会は5日、通学路の除雪のめどが立たず徒歩による登校やスクールバスの運行が難しいとして、牧小学校と牧中学校を臨時休校とした。