俳優山田裕貴（33）が16日、都内で、日本版キャストとして声で出演したNetflix映画「Ultraman：Rising」（シャノン・ティンドル監督）の配信開始記念舞台あいさつに出席した。
山田が演じた主人公は、プロ野球選手でありつつ地球を守るウルトラマン。中日、広島で活躍した山田和利さんを父に持つ山田は「父親がプロ野球選手だったこともあって、プロ野球選手の人がどんな感じなのかっていうのは、なんとなく家で体感してきた。自分とリンクしながら声を入れることができました」と話した。
親子のきずなや人と怪獣の調和が描かれている作品。山田は調和というキーワードについて聞かれると「自分も大事にしながら、人のことも大事にしたいな、みたいな。僕も家族ができたので考えるようになりましたね。家と仕事のバランスはものすごく考えるようになりました」と、今年3月に結婚発表した元乃木坂46の女優西野七瀬を引き合いに語った。
主人公の父を演じた小日向文世は「ついにウルトラマンの世界に参加できた。俳優としてとても誇りに思っています」と喜び、ジャーナリスト役の早見あかりは「子育てのスタイル、仕事にも一生懸命、プライベートにも一生懸命というのはすごい共感できる部分がありました」と、実生活でも3歳半の娘を育てる自分を重ねた。