将棋の「女流棋士発足50周年記念パーティー」が16日、都内で行われた。女流棋士会会長の山田久美女流四段（57）以下、54人が参加した。
パーティーでは、女流棋界の50年を振り返るメモリアルトークショー、ファン投票で選ばれた名局ベスト3とその解説、レジェンドの女流棋士を若手が当てるクイズ、お楽しみ抽選会と、さまざまなイベントが企画された。
最後に日本将棋連盟常務理事でもある清水市代女流七段（55）が、「今回の祝宴は、実行委員が皆さまへの感謝を込めて工夫、趣向を凝らしたイベントになりました。いつでもどんな時でも皆さまの女流棋士、女流棋界へのご支援あってこそ。先達が築き上げて、つないで伝えてくださったこの50年を、これからの50年へしっかり伝えていく形にするその思い、皆さまのご支援、ご声援、ご期待に応えられるよう一同で明日からまた頑張っていきます。皆さまの笑顔が何よりの女流棋士の励みでございます。本当にありがとうございました」と一語一語かみしめるように、感謝の言葉を述べて大きな拍手を浴びていた。