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藤岡弘、「すばらしい映像によって、民族が融合していくのが私の願いであり夢」SSFF公式審査員

日刊スポーツ 2024年6月17日 23時18分

藤岡弘、(78)が17日、都内で行われた、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」アワードセレモニーで、映画を通じた世界平和を訴えた。公式審査員として登壇し「映像で映画が1つになって、映像によって平和な方向に向かっていくという希望を感じる映像を、いっぱい見させていただいた」と熱く語った。

藤岡は、セレモニー終盤で、ライブアクション部門のアジアインターナショナルの講評を行った。「こんなに、たくさんの映像を見させていただいたのは、久しぶりだった」と、審査員を務めた率直な感想を語った。その上で、こう続けた。

「非常に多くの国の伝統的な民族性、国民性、時代性…そういう、その国の抱えた問題意識が描かれていて、考えさせられた。また非常にさまざまな、膨大な人間模様を楽しませていただいた。私も世界100カ国以上を旅した、いろいろ思い出が、どんどんよみがえってきた。映像ってすごいなと」

「ショートフィルムならではの、その(本編の)後は見えなくなってしまうから、想像をかき立てられる、というところに希望を感じたというか。ショートフィルムは、こういうところで想像させてもらえるんだと感動した」

藤岡は、大手配信プラットフォームが世界中に普及してきている現状を踏まえ「今や、世界は民族も国境を全て越えて、映像はどんどんと広がっていくわけですから」と説明。その上で「すばらしい映像によって、どんどん民族が融合していくのが私の中の願いであり、夢です」と熱っぽく語った。

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