元テレビ朝日社員の玉川徹氏は19日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）に出馬し、20日に告示される東京都知事選（7月7日投開票）に出馬表明している蓮舫参院議員（56）が公約で訴えた「7つの約束」について「とりあえず『7』って、言いたかったんじゃないですかね」と私見を口にした。
番組では、玉川氏が知事選に出馬予定の主要4候補のうち、蓮舫氏、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長（41）、元航空幕僚長の田母神俊雄氏（75）の3人にインタビューした様子を放送。小池百合子知事は公務の都合で実現しなかったと説明した。
玉川氏は蓮舫氏へのインタビューに関して、18日の公約発表会見で訴えたのと同様に、少子化対策と行財政改革に重点を置いて答えていたと言及。その上で「蓮舫さんは『7つの約束』と掲げていますが、お話を伺ったのは、2つなんです。1つはとにかく（少子化対策の一環で）若者を支援するということ。もう1つは行再生改革で、すべて中身をオープンにするということ。それを強調されていた」とした上で「とりあえず『7』って言いたかったんじゃないですかね」と口にした。
番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が、小池知事が2016年都知事選に出馬した際、「7つのゼロ公約」を掲げていたことに触れると、玉川氏も「日本人は『7』と言いたがるんですよね、キャッチーだし」と応じ「でも蓮舫さんは、その2つの話を徹底的にされていたので、（特に訴えたいのは）そこなんだろうなと思った」と、蓮舫氏の狙いについて分析した。