ゲームデザイナー堀井雄二氏(70)が27日、X(旧ツイッター)を更新し、代表作で、スクウェアエニックスのロールプレーイングゲーム「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」最新リメーク作となるHD-2D版の発売日発表についてコメントした。
堀井氏は、HD-2D版「3」の11月14日発売と、同版「ドラゴンクエスト1&2」の25年発売予定を伝えるゲーム宣伝担当の投稿をリポスト。「ついに発売日を発表することが出来ました」と報告し「これまでは、1、2、3と順番にリメイクしてきましたが、今回は3から発売です」と説明した。
さらに「そして3をプレイしたあとに、1、2をプレイすると‥‥。あれ? これって、どこまで話してよかったっけ?」と“サプライズ”要素が隠されていることも示唆。「とにかく乞うご期待です」とつづられた。HD-2Dは、スクエニが開発したドット絵と3DCGが融合した最新グラフィックス。
「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」は88年2月10日にファミリーコンピュータ版で発売され、販売店で行列が発生するなどドラクエ人気を決定付けた代表作の1つ。初代から続いた勇者のキャラクター「ロト三部作」完結作で、すぎやまこういちさん作曲の音楽の人気も高く、その後も各ゲーム機に対応するバージョンが発売されてきた。
堀井氏は開発中とされる同シリーズ12作目「ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎」についても先月、「亡くなったおふたりの遺作に相応しいものをと思っています」と、同シリーズのキャラクターデザインを手がけた漫画家の鳥山明さんとすぎやまさんを示唆しながら、進捗を報告していた。