11人グループ、アンジュルムの春ツアー最終公演が19日、横浜アリーナで行われ、メンバーの佐々木莉佳子(23)が卒業した。
オープニングから「かましまくろうと思った」と得意のダンスをソロで披露。1万2000人の大歓声を浴び、「楽しい~!」と笑顔をみせた。グループの前身、スマイレージ時代の楽曲も盛り込んだ全28曲(メドレー含む)の構成に「欲張りすぎと思ったけれど、攻め攻めのセットリストで後悔させない時間を」。
アンコールのソロセレモニーでは、グループ名のコンセプトである「天使の涙」をイメージした白ドレスで登場。あふれる涙を何度もふきながら、「君だけじゃないさ…Friends」を歌い上げた。
最後はファンに手紙でメッセージ。「泣かない予定だったの」と笑顔を見せ、「ちょっと長くなります。9枚ほどあるので」。
「私、佐々木莉佳子は、本日6月19日をもってハロー!プロジェクト及び、愛してやまないアンジュルムを卒業します」と語り始め、ハロプロ入りしてから今までの思いや、「出会ってくれてありがとう。いっぱいぎゅーってしてくれてありがとう」というメンバーへの思いを語った。
メンバーカラーのイエロー一色となった会場を見上げ、ファンに向け「あなたと私が出会えた今の時代を生きることができて幸せだと思っています」とあいさつ。「私は皆さんを照らす太陽であり、皆さんが照らしてくれるからこそ生きられる、ひまわりだと思っています」。
最後は「大きな夢を掲げてつっぱしってきた11年間。自分の選択に悔いはありません! 出会ってくださった、愛してくださったすべての皆さま、心からありがとうございました。心の底から愛しています」と力を込め、「みんな、また会おうね」とメッセージした。【梅田恵子】