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石丸伸二氏「既存政治は全否定だ」街頭演説で支持訴える ボランティア希望約3000人に 都知事選

日刊スポーツ 2024年6月20日 13時42分

東京都知事選は20日、告示された。広島県安芸高田市長を退任して臨む石丸伸二氏(41)は、東京・赤坂での街頭演説で「既存の政治は全否定だ。政治のための政治ではなく、経済や私たちのための政治を、ここから始めていきたい」と述べ、支援を呼びかけた。

石丸氏は「きょう、東京都知事選に立候補届を出してきました。無事に受理されました」と報告。ランチ時の赤坂で多くの聴衆が耳を傾ける中「私自身がそうだったが、日本の政治に嫌気がさしていませんか。面白くない、ちょっといやな感じがする、そういう政治を、一掃しましょう。東京都の政治が変われば確実に日本の政治が変わります」と呼びかけた。

今回は政党の支援などは受けず「覚悟を決めて完全無所属で出ています」。旧知の大物経済人らが支援する中、選挙戦を支える中心はボランティアで、陣営によるとこれまでに約3000人が登録したという。

石丸氏は「これからどんどんポスターがはられていくが、今朝、八丈島まで行ってきますと出発してくださったスタッフの方もいる。多く方の力を借りながらの選挙。勝ちたいのはもちろんですが、盛り上げたい」とも述べた。

「そのために、みなさんの出番です。都民の皆さんの責任は重大です。東京、日本の未来のために力をかしてほしい。私たちが東京を動かしましょう」とも訴えた。陣営では、石丸氏の強みでもあるSNS発信なども通じて、幅広い支援を呼びかけていく方針。

これに先立ち、街頭演説に先立つ選挙事務所での第一声では「経済、地方政治を知る、初めての都知事になる」と意欲を口にした。

都知事選にはこのほか、現職の小池百合子知事(71)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、この日で参院議員を自動失職した蓮舫氏(56)らが出馬する予定。前回2020年の都知事選の22人を大きく上回る見通しだ。

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