天才子役と呼ばれた女優杉田かおる（59）と斉藤こず恵（56）が24日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）に出演した。2人は「劇団若草」で同期。杉田は7歳で日本テレビ系の人気ドラマ「パパと呼ばないで」（1972年10月～73年9月）のチー坊役で人気が出た。一方、斉藤は74年4月から1年間、NHK連続テレビ小説「鳩子の海」で国民的大スターとして人気を博し、2年後には歌手としてヒット曲「山口さんちのツトム君」を出した。
2人が子役の経験談として挙げたのは「12歳の壁」。杉田は「学校に行って芸能界を引退するか、しがみつくか。12歳で役が変わってくる。やめようと思っていたら、女子プロレスからスカウトされた。隣で聞いていたミミ萩原が、女子プロレス入りした」とエピソードを披露した。
斉藤は、「同期の生田智子ちゃんとか荻野目慶子ちゃんとか、かわいい子が売れ始めた。私は一般的な子役だったので、思春期でおかしくなった」とケラケラ笑い飛ばしていた。