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【将棋】伊藤匠叡王、表敬訪問した保坂展人世田谷区長から「子供大会で声かけて」出演依頼に快諾

日刊スポーツ 2024年6月27日 15時35分

将棋の伊藤匠叡王(21)が27日、師匠の宮田利男八段(71)とともに東京都世田谷区の世田谷区役所に保坂展人区長(68)を表敬訪問した。伊藤は20日、甲府市で行われた第9期叡王戦5番勝負第5局で当時、将棋界にある8つのタイトルすべてを保持していた同学年の藤井聡太竜王・名人(21)を下した。初タイトルとなる叡王を獲得するとともに、藤井8冠制覇の牙城を崩した。

一昨年、伊藤は地元世田谷区で開催される恒例行事「シモキタ名人戦」に参加し、区制90周年を記念して行われた90面指しをこなした。シモキタ名人戦は今年で13回目。毎年4月第4日曜に小田急線下北沢駅の周辺をメイン会場として開催される。将棋だけではなく囲碁、バックギャモン、オセロなどのボードゲームの祭典だ。「町中の至る所で将棋を指す姿が見られ、非常にうれしいことだと思いました」と言う。叡王戦の最中も、街を歩いていると声をかけられたという。この場で実行委員会のメンバーでもある山脇浩子画伯から90面指しの水彩画も贈呈された。

保坂区長からは「地元の子供将棋大会を行うときに、小さなこどもたちに声をかけてほしい」と依頼され、伊藤は快諾していた。

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