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笑福亭仁智が上方落語協会会長再任 文枝後任から4期目「風通しの良い体制の確立を」

日刊スポーツ 2024年7月1日 15時48分

上方落語協会(大阪市)は1日、現会長の笑福亭仁智(71)と副会長の桂米団治(65)の再任を発表した。

仁智は18年、前任の桂文枝の後を受け会長に就任。4月に上方落語協会の会員によって非公開で行われた候補者選挙で候補者に選出され、6月28日に開催された社員総会で正式に再任が決定した。会長として4期目に入る。任期は2年。

仁智は「このたび会長に再任され、4期目に入り、ますます責任の重さを感じております。途中コロナ対応に追われた時期もありましたが、逆に時代が進み新たな次代コミュニティーの重要なツールが求められる中、上方落語がそれに答えられるようにしっかりと舵(かじ)取りをしたい」と気持ち新たにコメントした。

26年の繁昌亭20周年、27年の協会設立70周年とイベントも続くだけに「若手中堅噺家(はなしか)のアイデアを協会に生かす風通しの良い体制の確立を目指します」と意気込んだ。

一方、副会長に再任された米団治は16年から同職にあり、5期目に突入する。

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