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鈴木保奈美「覚えても覚えても…心が折れそうに」 主演舞台で膨大なせりふと格闘

日刊スポーツ 2024年7月5日 4時0分

女優鈴木保奈美(57)が4日、東京・三越劇場で主演舞台「逃奔政走」(5~16日、同劇場)の取材会を行った。

不正疑惑の火消しに奔走する知事を描いたコメディー作品で、知事を追い込む若手議員を寺西拓人、副知事を相島一之、県議会のドンと呼ばれる議員を佐藤B作が演じる。

初日を目前に鈴木は「今この時間も裏に帰って練習したいです。頑張ります!」と、焦り混じりの意気込みを語った。

寺西によると「(上演時間)2時間15分のうち、2時間は保奈美さんがしゃべってる」と言うほどのせりふ量で、相島も「保奈美さんすごいの! 政治家なんてしゃべる役だから、ずっとしゃべってる」と言い、佐藤は「せりふ覚えるのが早い。脳が3つ、4つあるんじゃないか」と驚嘆した。

作、演出を手がける冨坂友さんの脚本の上がりが遅かったことも明かされ、すべてそろったのは約1週間ほど前だったとした。鈴木は「覚えても覚えても、新しいのが追加される。最後の3ページが来た時は、心が折れそうになりました。ものすごく期待されてるか嫌がらせかどっちかかなと思いました」と苦笑すると、冨坂さんは「信頼の結果の甘えです」と申し訳なさそうだった。

12日夜公演はライブ配信される。

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