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「ハンカチ王子」元日ハムの斎藤佑樹氏がBS日テレ「森田健作アワー 人生ケンサク窓」ゲストに

日刊スポーツ 2024年7月5日 5時0分

「ハンカチ王子」として知られ、21年オフに引退した元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(36)が、俳優森田健作(74)がホストを務めるBS日テレ「森田健作アワー 人生ケンサク窓」(毎月第2・4土曜午前9時)の7月ゲストとして、13日と27日に出演する。このほど、東京・汐留の日本テレビで収録が行われた。森田とは初対面だったが意気投合。森田は「爽やかで清潔感がある。ぜひ野球で青春ドラマをやって欲しい」とエールを送った。

斎藤氏は、群馬県太田市の中学から早実に進学。野球部で1年からベンチ入りを果たし、3年となった2006年(平18)の夏の甲子園大会では「ハンカチ王子」の愛称で親しまれ、優勝投手となった。早大卒業後は11年に年に北海道日本ハムファイターズに入団。1年目に6勝をあげたが、2年目に肩を痛めて21年までの11シーズンで通算15勝26敗で引退した。

番組では、野球を始めたきっかけ、朝5時に起きて夜11時過ぎに帰宅するという学生時代の思い出、挫折しそうになった時のこと、両親の支え、さらには大学進学を決意したことなどを2週にわたって語る。さらに、好きな音楽としてスキマスイッチの「スフィアの羽」をあげた。

斎藤氏は「甲子園に出場した大会中に流れていた(テレ朝系『熱闘甲子園』テーマソング)こともあって、思い出深いですね。あえて聴くことはありませんが、流れてくるとなぜか自信が湧いてくるんです。僕自身は、あまり過去を振り返ることがないのですが、なぜか背を押される感じの1曲です」と話した。

森田は「人生は長いから。いかに勉強と野球の両方をバランスよく続けたかが分かる。高校を卒業してからプロに行かず、大学進学を選んだことも良かったと思う。何があっても爽やかな表情をしているのがいい。そう言った意味でもハンカチはピッタリ合っていた。もしかしたら、俳優を目指しても良かったんじゃないか。オレは剣道で青春ドラマをやってきたけど、斉藤くんだったら野球の青春ドラマをやってほしいな」とエールを送った。

森田からの思わぬ激励に斉藤氏は苦笑い。プロ入りして11年目の21年いっぱいでの引退を振り返って「一区切りつけた時に一番、ホッとしたのは両親だったかもしれません。これからは、これまでお世話になった人も含め、いろいろな人に感謝していくような人生を送りたい」と話した。

現在は、日本テレビの夕方のニュース番組「news every」のキャスターとしても活躍している。「番組をやらせていただいて、3カ月たった今でも、緊張しています。そもそも、引退してからニュースのキャスターなんてやるとは、夢にも思っていませんでしたからね。ただ、いろいろな方々と出会えるし、学びがあるので楽しい」と笑顔を見せた。

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