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伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・4% 穂高も亡くなり寅子らが献杯を

日刊スポーツ 2024年7月8日 10時7分

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)5日に放送された第70回の平均世帯視聴率が17・4%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・7%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第60回の18・1%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、穂高(小林薫)の退任祝賀会の翌日、お互いの立場から遠慮せずに想いをぶつけ合い、穂高が寅子(伊藤沙莉)に、「最後は笑ってスッキリした顔でお別れができそうで。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出涸らしになってくれたまえ」と伝えた。数日後、寅子は栄二(中本ユリス)に向き合い、彼の言葉を引き出そうとした。栄二は寅子の言葉をきっかけに、「勝枝さん…」と頼りたい人の存在を明かした。事情を知ったおばの勝枝が栄二の看護者となり、それを条件に父親が親権を持つことになり、栄二の窃盗事件も保護観察となった。その後、穂高も亡くなり寅子や桂場らが偲んで献杯を捧げた。

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