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中山秀征「凡戦になっちゃった」自身酷評の名コラムニストとの直接対決回想

日刊スポーツ 2024年7月5日 11時37分

タレント中山秀征(56)が5日までに、お笑い芸人千原ジュニア(50)のYouTubeチャンネルに出演。02年に亡くなったコラムニストで版画家のナンシー関さんとの思い出を振り返った。

ナンシーさんは舌鋒(ぜっぽう)鋭いテレビ批評と消しゴム版画で人気を博したコラムニスト。そのナンシーさんをして、中山は90年代にバラエティー番組で引っ張りだこの活躍を見せていた当時「私は中山秀征が嫌いである」「なまぬるいバラエティー番組全盛の状況が産んだスター」などと評されていた。

千原から「あのときの心理状態を聞きたい。言うたら、寝て起きたらナンシー関さんにボロクソ書かれるわけじゃないですか?」と尋ねられ、当時を回想。マネジャーから「中山、週刊文春に出てるぞ。お前、ナンシー関に書かれてる」と知らされ、その内容にムッとするも「お前、これ書かれるっていうのはいいことなんだ。すごい見てるぞ、お前のこと。お前のことをここまで見ていないと書けないから、これはありがたいな」と諭され「悪評も評価のひとつだ」と思い直したという。

その後、生放送のバラエティー番組でナンシーさんとの対決が企画され、電話出演したナンシーさんとやり合うことに。「こっちも望むところだ、ついにこの日が来た」と勢い込むも、「ナンシーさんがしゃべりが優しいタッチでそんなに責められなかったんですよ。『いけない! ナンシーさん、良くないよそれは! もっと責めてください』って思うじゃないですか、こっちは。でもやっぱり、トークのプロじゃないんで、トークになった瞬間に穏やかな面が出てしまうというか、『そんなに嫌いじゃないです』みたいな空気になっちゃって、『実は母が好きなんです』みたいなフォローまで入っちゃって、ちょっとナンシーさん、話が違う! と。凡戦になっちゃった」と、思わぬ展開になってしまったことを回想。「ああ、やらなければよかったなと思って。あのまま、書かれてるままにしておけばよかった」と悔やんだ。

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