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松平健50周年公演でド派手「マツケンワールド」披露、マツケンサンバ振り付け真島さんもしのぶ

日刊スポーツ 2024年7月6日 17時46分

俳優松平健(70)の芸能生活50周年記念公演が6日、東京・中央区の明治座で初日を迎えた。1部は代表作の「暴れん坊将軍」、2部は「マツケンサンバⅡ」などの歌謡ショーを披露。「外も暑いですが、会場の中も熱く熱く燃えていきたい」と、ド派手なマツケンワールドを繰り広げた。

「暴れん坊将軍」は、テーマ曲とともに白馬に乗って登場する激アツのオープニング。バックの富士山とともに、ドラマのイメージそのままの演出で会場を沸かせた。吉宗を演じるのは、テレビでは20年ぶり、舞台では5年ぶりという。「久しぶりに暴れん坊をやらせていただいて」と笑顔で語り「代表作でもあり、いまだに再放送も見ていただいているので、ぜひ生で見てほしいと思った」と話した。

「マツケン大感謝祭~歌って踊って~オーレ!」と題した2部の歌謡ショーでは、ド派手衣装のマハラジャに扮(ふん)した「マツケンマハラジャ」で腰を振りながら登場。衣装を替えながら「マツケンAWA踊り」「マツケンマンボ」「マツケンパラダイス」など、陽気なナンバーを次々と歌って踊った。

会場から「おめでとう!」と50周年を祝う声援を受けると、「まさか50年も続けることができたとは自分でも驚きです。よくここまで来られた。皆さんに支えられ、応援していただいたおかげです。心から感謝しています」。ラストは、辰巳ゆうと、北翔海莉らキャスト総出演で、おなじみの「マツケンサンバⅡ」を盛大に披露し、大きな歓声を集めていた。

終演後の取材会では、あらためて50年を振り返り「気持ち的にはあっという間」と笑顔。70歳で歌って踊る体力づくりはウオーキングでつけているとした。あす7日の七夕に向け、願い事を聞かれると「健康第一。80まで歌って踊れたらいいな」と目標を語った。

「マツケンサンバⅡ」など多くの振り付けを担当し、5月に77歳で亡くなった真島茂樹さんもしのんだ。数々のステージをともに作り上げてきただけに「さみしいですね」としみじみ。「舞台げいこも彼がやってきたので。貴重な存在でした」と話した。

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