俳優松平健（70）の芸能生活50周年記念公演が6日、東京・中央区の明治座で初日を迎えた。「外も暑いですが、会場の中も熱く熱く燃えていきたい」と、ド派手なマツケンワールドを繰り広げた。
1部の「暴れん坊将軍」は、テーマ曲とともに白馬に乗って登場する激アツなオープニングで会場を沸かせた。吉宗を演じるのは、テレビでは20年ぶり、舞台では5年ぶりという。「代表作でもあり、ぜひ生で見てほしいと思った」。
「マツケン大感謝祭」と題した2部の歌謡ショーでは、ド派手な衣装を次々と替えながら「マツケンマハラジャ」「マツケンAWA踊り」「マツケンマンボ」など陽気なナンバーを次々と歌って踊った。50年を振り返り「まさか50年も続けることができたとは、自分でも驚きです。支えはお客さま」。ラストはキャスト総出演で「マツケンサンバ2」を盛大に披露した。
50周年の今年は、全国各地での公演のほか、NHK朝ドラ「おむすび」（24年後期、主演橋本環奈）出演など大忙し。8月10日には「2024神宮外苑花火大会」で2年ぶり5回目の出演も決まっている。終演後の取材会で七夕の願い事を聞かれると「健康第一。80まで歌って踊れたらいいな」と目標を語っていた。【梅田恵子】