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【都知事選】東大卒AIエンジニア安野貴博氏が考えたネット戦略3本柱明かす「収集・解析・聞く」

日刊スポーツ 2024年7月7日 21時20分

東京都知事選に無所属新人で立候補していた人工知能(AI)エンジニアの安野貴博氏(33)が7日、ニコニコ主催「【東京都知事選2024】開票特番~史上最多56人立候補 ネット選挙戦略の功罪~」ユーチューブで生配信に出演。敗れはしたものの、AIを駆使した選挙戦を展開した。

安野氏は東京の開成中・開成高を経て東大卒。AIエンジニアの知識を使い、テレビ出演なしのネット戦略で奮闘した。「私はAIのエンジニアをしていたということもあって、AIの技術を活用しながらコミュニケーションを取るっていうことをやってきました。大きく3つやっていて。ネットでの有権者の批判などの声を収集してAIに解析し、把握する、聞くという部分」と説明した。

そして「実際に聞いた声を議論するということで、掲示板のようなシステムでオープンソースの形で誰でも変更提案できるサービスを整えました。その上でマニフェスト(政権公約)の変更提案を募集していました」と語った。

続けて「伝えるという部分で、AIを使って、私のマニフェストを学習させました。ユーチューブライブや電話を通じて、私がどういった政策を考えているのかを誰でも聞けるようにしていました」と話した。

出演者は石戸諭氏(元毎日新聞記者のライター)、逢坂巌氏(駒澤大学准教授 政治コミュニケーション)、NHKから国民を守る党の立花孝志党首、中村佳美氏(メディア研究者・アナリスト/ネットコミュニケーション研究所代表)、AIメイヤー氏(東京都知事選立候補者)、河合ゆうすけ氏(東京都知事選立候補者)。

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