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【王位戦】渡辺明九段、AI勝率99%からの大逆転負けに「ぐは」苦悶の顔文字3連発でX投稿

日刊スポーツ 2024年7月8日 0時33分

将棋の渡辺明九段(40)が7日、X(旧ツイッター)を更新。藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=21)に挑戦中の「伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負」第1局に敗れ、思いをつづった。

第1局は6、7の両日、名古屋市の「徳川園」で行われ、千日手による指し直しの末、後手の藤井が136手で先勝。渡辺は最終盤に人工知能(AI)の評価値で勝率99%まで追い込んだが、大逆転負けした。

「ぐは」と切り出し、苦悶(くもん)の表情を浮かべる顔文字を3つ続けた。さらに「125手目▲33歩成のところは駒が立ってしまって、厳密には間に合ってなかったです。めっちゃ慌ててました、申し訳ありません」とつづった。

渡辺の投稿に対し「お疲れ様でした。次こそ!! ずっと応援してます。やっぱり、先生は、タイトル戦を着物姿で戦ってる姿がお似合いです」「お疲れ様でした。本当に惜しかったけど、だから次戦こそは!と期待できる対局でした。タイトル獲って下さると信じて応援してます!!」「渡辺先生の気迫が全面に出てて、カッコいい将棋でした!体調を万全にして次局で今日の借りを返してください。お疲れ様でした」などと書き込まれていた。

2人は過去に5回タイトル戦でぶつかったが、いずれも藤井が制している。タイトル戦では昨年の名人戦7番勝負以来、約1年ぶりの対戦だった。これで対戦成績は渡辺の4勝21敗。

第2局は17日に北海道函館市「湯元 啄木亭」で行われる。

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