俳優間宮祥太朗（31）が8日、自身の公式サイトで結婚を発表した。結婚時期など詳細は公表されていないが、所属事務所はお相手について同業者ではないとした。間宮を取材した記者が、その人柄を紹介する。
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主演映画「破戒」公開前に間宮を取材したのは、2年前…あの日も暑かったが、ずっと年下の間宮と勝負だと思う心中の方が熱かった。22年のフジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」で演じたヤンキー一家の高校生のような勢いのある役どころを演じる印象があり、イベントで自ら盛り上げ役をかって出る姿も見ていた。ただ複数の関係者から、インタビュー時は取材者と真正面から対峙（たいじ）するタイプだと聞いた。熟慮した上で言葉を発し、取材者が的外れなことを返せば、自ずと場の熱は下がっていく…取材者が試される俳優と聞いていたからだ。
実際に向き合って、若いながら自らを冷静に見つめ、判断して生きてきた人間だと感じた。中学3年で人生をかけた野球を辞めた段階で、映画が好きだったこともあり「見習いでも15歳で役者になるって大きな一歩」と芸能界に飛び込んだと語った。「10代後半で売れて主役、じゃなかった。脇でスパイスになってきた結果、いろいろな方面でやってこられた」と自身のキャリアを分析した。
インタビュー後、別作品の現場でも間宮に何回かあいさつされたり、声をかけられた。少々、ご無沙汰しているが、年齢を重ねた間宮と、また真っ向から向き合ってみたい。【村上幸将】