タレントで陸上競技の十種競技で日本一になったこともある武井壮が9日、フジテレビ系「めざまし8」（月～金曜午前8時）に出演。7月下旬から始まるパリ五輪の選手村でエアコンがないことについて、「不公平ではない」と意見を述べた。
武井は、「選手それぞれによって違う」とした上で、「先進国の選手としては当たり前かもしれないが、中にはエアコンが効きすぎてノドを痛める選手もいる。選手はいろんな環境の中で戦ってきている。もっと厳しい環境の中で戦うことも多々あります。与えられた条件でどうやって戦うかが五輪の魅力」と語った。
武井はむしろ、マラソンスイミングやトライアスロン競技が行われるセーヌ川の水質問題について、「こっちの方が問題。開催側が選手の安全を考慮して、水質の安全を管理すべき」と、アスリート・ファーストを強調していた。
東京五輪では、トライアスロン会場となった東京・お台場の海水の水質問題が上がっていた。