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慶大卒元乃木坂27歳、石丸伸二氏と選挙特番ガチバトル後「あ-怖かった」投稿に同情の声相次ぐ

日刊スポーツ 2024年7月9日 12時5分

フジテレビ系都知事選選挙特番「Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP」(日曜午後9時)が7日に放送された。現職の小池百合子知事(71)の3選当確を受け、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)がリモート出演した際、慶大環境情報学部卒業の元乃木坂46、山崎怜奈(27)とのやりとりがあらためてSNS上で話題となっている。

番組で石丸氏はリモートで対面した山崎から「石丸さんが実現したいと思われている公約の内容を拝見して、都知事として国政と都政の内容ってかなり違うと思うんですね。小池さんのこれまでの『0公約』も本来は国政政党として掲げるべき問題、それぐらいの規模だったと思います。石丸さんがこの先やりたい政治って国政レベルなのか、都政レベルなのか、どっちの重きが大きいですか」と投げかけられた。

石丸氏は「大変申し訳ないんですが、前提のくだりが全く正しくないと感じましたよ」と言うと、山崎からは「教えていただけますか」と返答した。石丸氏は再び「『0公約』と私が掲げた政策、どこに共通点あるというふうに…」と言うと、山崎から「内容は異なると思うんですが…」と弁明される。それでも石丸氏は「全然次元が違うと思うんですけども。どだい、解決できない問題をつくってしまっていたのが『7つの公約』の実態です」と押し切った。

山崎からは「小池さんとは分けさせてください、すみません不勉強で」と仕切り直して「国政の規模でしかできないことが、都政で実現したいっていうふうに打ち出している公約の中にもあったのかなっていうふうな声も私は受けたんですけど、この声に関してはどうお考えですか?」と聞かれた。

石丸氏は「見方が違うんじゃないでしょうか。国政レベルでやる国防とか外交、それは都の範ちゅうに入りません。でも私があの中でうたったものは、すべて東京都として関与できるものに限定している」と説明した。

生放送後に山崎はX(旧ツイッター)を更新。「都知事選の開票特番、ありがとうございました。先々の糧となる学びの多い時間でした。ある場面、限られた中継尺で意図している疑問を端的に伝える力が足りなかったなと反省。先輩方がフォローしてくださり感謝しています。政策や発信のインパクトの話が出ましたが、政治への関心がライトな人に向けて必要なそれと同時に、さまざまな属性の当事者の意見を受け止めてくれそうと思えるかどうか、東京都政だからこそと拘ってやろうとしているかどうかも大切だと、この選挙期間中とくに強く感じました」とつづった。

そして「あー怖かった、でも楽しかった、色々若くてすみません…今後とも精進しますので大めに見てもらえますと幸いです。あと選挙期間の後半、体調崩して横たわりながら情報調べて考えるの体力要った…でも街頭演説や選挙に行く余裕がない人ってこういうことなのかもしれないと、少しだけ思ったりもして。(知ったかぶりはしたくないけど)」と連投した。

山崎の投稿に対し「政治家に必要なことは有権者に対峙するとき、やろうとしている政策やビジョンをわかりやすく噛み砕いて伝え、共感を得ることだと思います。れなちに対峙したときの石丸氏の姿勢には全くそれがなかった。政治家として全く感心できない姿勢です。怖かったでしょうね。気にせず今後も頑張ってください」「番組で石丸さんに『勉強不足で教えてください』や、その後も質問を続ける姿に感動しました。きっと自分の役割や、若い世代を代表するという自覚があっての事だと感じました。ヘラクレスのように頑張ってください」「あの質問は山崎さんが自分で内容を考えてされてたんでしょうか? 質問の文章が長すぎて結局何が聞きたいのかよくわからない質問になっていました。石丸さんも中継で聞いてるので音声が伝わりにくい事も考慮して簡潔に質問するべきだと思います。お疲れ様でした」「『あー怖かった』の第一声が現場のプレッシャーの何たるかをよく表されてるように思いました」などと書き込まれていた。

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